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病院の情報を集めよう!

病院選びのポイントをご紹介します!

理想の病院に入職できるように、しっかりと病院選びをしていきましょう

病院情報を集めた後は病院を選んでいきますが、
具体的にはどのように選んだらよいのでしょうか。
病院選びのポイントをいくつか記載していますので、
自分に合った病院選びのために、ぜひ、参考にしてみてください!

住む地域 住みたい地域で選ぶ

入職後の生活のことも考えて病院選びをしましょう

自宅から通える範囲の病院にするのか?地元から離れて、一人暮らしをしながら働きたいのか。ここは病院を選ぶうえで大きなポイントになります。

  • 自宅から通える範囲の病院
    家事やメンタル面においてサポートしてくれる家族がいつもいるので心強いです。その反面、病院を探す範囲が限定される場合が多いです。
  • 地元から離れた病院
    一人暮らしをする場合、看護師寮がある病院を選ぶと家賃は安く済みます。慣れない環境で働くため、はじめのうちは大変なことも多いですが、病院を探す範囲が広くなり、より自分に合った病院に出会える可能性が高くなります。

患者さまに提供したい看護で選ぶ

自分の得意分野や好みに合った看護ができる病院を選びましょう

明確ではなくても患者さまに提供したい看護のイメージがあれば、病院探しのポイントになります。

キャリアアップできる病院を選ぶ

自分がなりたい看護師になれる病院を選びましょう

どのようにキャリアアップして、どういう看護師を目指したいのかが決まっていれば、それを目指せる病院を選びましょう。

看護師の経験を積むなかで、目指す看護師像やキャリアの方向性が変わることも珍しくはないので、継続的に幅広いキャリアを積める病院がおすすめです!

新人教育が充実している病院を選ぶ

教育制度がしっかりしている病院を選べば看護師としての成長も早いです

入職後、ほとんどの病院では1年間、新人教育があります。基本的な内容はどの病院もほぼ同じですが、病院ごとに異なる研修を設けているところもあります。新人教育の内容は、看護部のパンフレットに掲載されていることが多いので、数病院のパンフレットを比較してみると、病院ごとの違いを把握しやすいです。

病院ごとに異なる研修
  • 病院独自の研修
  • グループ共通の研修
  • 研修施設が充実している病院
  • 院外教育を受講できる病院

入職後すぐに患者さまを受け持ち、OJT形式で実務をこなしながら教育を行う病院もあれば、2ヶ月間は受け持ちしないと決めて、じっくりと教育を行う病院もあります。自分にどの教育体制が適しているかを考えて、病院を選ぶことが大切です。

体験して覚えたい人は
「プリセプター制度」

体験しながら教わりたい方は、実務を通して知識・技術を習得できるOJT形式の教育を行う病院がおすすめです。マンツーマンで教えてもらえるので、分からないことを質問しながら覚えられます。

じっくりと技術を学びたい人は
「集合研修」

じっくりと技術を学びたい方は、集合研修に重きを置いている病院がおすすめです。採血や吸引、留置針挿入といった侵襲のある手技にテストを設け、合格したらはじめて患者さまに手技を実践できるような教育体制をとっている病院もあります。

診療科が決められない人は
「ローテーション研修」

自分がどの部署で働きたいかを決めかねている方はローテーション研修のある病院がおすすめです。1年を通して各部署を回り、すべての部署を経験してから所属部署を決める教育体制です。

1年目の新人教育だけではなく、継続して教育を受けられる環境があるかを確認することもポイントの1つです。

看護師になろうのココをチェック!

病院ページの「新人教育ページ」に、新人教育や、教育制度の特徴が記載されていますので、参考にしてみてください。

給与が高い病院を選ぶ

入職後の生活安定のため、十分な給与がもらえる病院を選びましょう

「給与が高い病院で働きたい!」と思うのは、新卒、既卒に関わらずみんな同じようです。

一般的に、公立病院(市立病院、都立病院、県立病院、地方独立行政法人など)は、民間病院より給与が低いという話があります。ただし、それには見落とされがちな話があるので注意が必要です!

給与の違いは、主に夜勤手当にあります。夜勤手当の金額と回数の違いです。多くの民間病院は、夜勤手当の単価が高く、回数も多い傾向があります。一方、公立病院は、夜勤手当の単価が低く、回数も少ないです。

ボーナスの金額で見ると、公立病院の方が多い場合があるため、月収ではなく年収で比較してみるといいでしょう。

一概には言えませんが、民間病院の方が給与が高いかもしれませんが夜勤や残業の負荷が高く、公立病院は負荷が少ない分、給与も低いですが公務員なので安定しているといったイメージになります。

看護師になろうのココをチェック!

給与は、「募集要項ページ」の「給与手当」をご確認ください。

福利厚生が充実している病院を選ぶ

ワークライフバランスの取れた、楽しんで働ける病院を選びましょう

福利厚生とは、病院側(病院経営者)が給与とは別に、職員に対してプラスして支給する金銭以外の報酬のことを指します。福利厚生の対象は職員だけではなく、その家族も対象になります。福利厚生が充実している病院は、結婚や出産後も長く働き続けられる環境が整っている場合が多いので、継続的なキャリアアップを望む方におすすめします。

看護師になろうのココをチェック!

「募集要項ページ」の「福利厚生」に、その病院の主な福利厚生が記載されています。特に、気にして見て欲しい項目をご説明しているのでチェックしてみてください。さらに詳しい内容は「福利厚生ページ」を見てみましょう!

  • 看護師寮
    看護師寮や職員寮がある病院。看護師寮は、一人暮らしと比較して格安で入居することができます。
  • 保育施設
    病院内や病院敷地内に、保育施設がある病院。送り迎えに時間がかからず、夜勤の際も預けることができるので、出産後も安心して働き続けることができます。
    保育施設がある病院を探す
  • 被服貸与
    ナース服やナースシューズを貸与してくれる病院。5枚など枚数が決まっている病院が多いです。なかには、クリーニングに出せる病院もあります。
    被服貸与がある病院を探す
  • 奨学金制度
    看護学生に毎月5万円程度貸与する制度がある病院。「看護奨学金ページ」から、詳しい資料をもらえます。 看護奨学金ページをご確認ください
  • 退職金制度
    勤続3年以上で退職金が支給されるケースが半数以上になります。少数ですが、3年未満でも支給される場合がある一方で、退職金制度のない病院もあります。
    退職金制度がある病院を探す

病院・看護部の雰囲気(人間関係)から病院を選ぶ

あなたに合った雰囲気の病院を選びましょう

病院選びのポイントの中で重要なものの1つとして、病院・看護部の雰囲気(人間関係)を挙げることができます。雰囲気や人間関係は、パンフレットだけでは感じにくいものなので、病院見学会やインターンシップに参加した際、病院の雰囲気が自分に合っているか、看護部の様子を見ながら、この病院で働くイメージが持てるかどうか、を考えてみましょう。

雰囲気を感じるためには、主に2つの点を見てみることが大切です。

  • 建物や設備について
    綺麗かどうか?古い新しいもそうですが、掃除が行き届いているかどうか、衛生面はどうかという点を見てみましょう。
  • スタッフの様子
    病院スタッフが笑顔で挨拶しているか、看護師同士のコミュニケーションや看護師と患者さまの様子など。病院スタッフや看護師が生き生きとした表情で働いているか、を注意して見てみましょう。
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