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看護学生のインターンシップ、夏でも服装はやっぱりスーツがいいの?

インターン・見学会
公開日

この夏、インターンシップに参加予定の学生も多いのではないでしょうか。できれば快適な服装で参加したいですよね。マナーを守った服装選びのポイントをお伝えしていきます。

病院に行くまではスーツでの参加が無難

服装の指定がない場合であっても、リクルートスーツで参加しましょう。インターンシップで大切なのは、清潔感ときちんとした印象を与えることです。
看護師は観察やアセスメントのプロです。インターンシップや実習で関わった学生を覚えている看護師は意外にも多く、採用面接や就職してから声をかけられることもあります。第一印象に配慮して、採用面接の練習として臨みましょう。

スカートとパンツスタイルはどちらがおすすめ?

スーツを着て特別に動くことはないので、 サイズが合っていれば、スカートでもパンツでもどちらでも大丈夫です。病院概要の説明や病院見学はスーツで受けることが多いです。看護体験時は、持参した学校の実習着に着替えるため、半袖で動きやすい格好になれます。

スカートの場合は、素足ではなく肌色のストッキングを着用することがビジネスマナーとされています。スカート丈も短すぎないよう注意が必要です。立っている時に膝が隠れる丈を意識しましょう。

ヒールが低い靴を選ぼう

スーツで病院見学をする場合、長時間パンプスで歩きます。院内に「コツコツ」とヒールの音が響くと、患者さまへ迷惑になる可能性があるほか、自分自身も気になって見学に集中できなくなってしまいます。音が響かないローヒールの靴を選びましょう。
病院が駅に近いとは限らず、慣れない道を歩くこともあるため、歩きやすさを重視しましょう。
実習着と共に、ナースシューズも忘れずに持参してくださいね!

白無地のシャツやブラウスを選ぼう

トップスは、清潔感があり顔色が明るく見える白無地を選びましょう。肌を露出しないほうが好印象を与えるため、夏であっても長袖をおすすめします。
サイズの合ったシャツ選びも重要です。ボタンをすべて留めても苦しくないこと、胸元にシワが寄らないことがポイントです。

夏場のスーツ着こなしマナー

看護師は他職種よりも身だしなみチェックが厳しく、たくさんのルールが存在します。観察のプロである看護部長や師長は、学生の服装や礼儀をよく見ています。
快適さを求め過ぎて、マナーを守らない人と判断されないように要注意です。

ジャケットは着用しなくていい?

一般的な就活では、夏場でもジャケットを着用しています。フォーマルであり、きちんとした印象を与えるためです。
看護職も同様に、採用試験やインターンシップ、病院見学では季節を問わずジャケットを着用しましょう。就活中の看護学生で、ジャケットを着用していない人はほとんどいません。悪目立ちを回避し、好印象を与えるためにもジャケットの着用をおすすめします。

袖まくりをしていい?

ビジネスマナーから考えても、ワイシャツの袖まくりは避けてください。ワイシャツの袖のボタンを留め、ジャケットの袖下からワイシャツが少し見えることが正しいスーツの着用方法です。
インターンシップでの行動は、採用面接に影響する場合もあることを意識しましょう。

シャツのボタンは開けても良い?

だらしない印象を与えないよう、マナーを重視しワイシャツの第一ボタンは留めましょう。
第一ボタンまで留めると息苦しい方には、スキッパーカラーシャツがおすすめです。第一ボタンまで留める必要のあるレギュラーカラーシャツに対し、スキッパーカラーシャツは、襟が開いており一番上にボタンがありません。首元にゆとりがある分快適に過ごせます。

ただし、スキッパーカラーシャツにもデメリットがあります。
スキッパーカラーシャツは着ている人が少ない分、目立ちます。靴下の色まで指定されるような、身だしなみには厳しい業界のため、採用担当者によってはマイナスの印象を与える可能性もあります。よほど首元に違和感のある場合を除いては、真面目で落ち着いた印象を与えるレギュラーカラーシャツを着たほうが無難です。

学生の人柄が病院の求めている人間像にマッチしている場合は、シャツの種類だけでマイナスになることはまずありません。

移動中の暑さ対策

たった数回のインターンシップですが、真夏のリクルートスーツは辛く、熱中症の危険すらあります。しっかり水分を摂って、暑さ対策をしながら臨みましょう。

服装の工夫

吸水速乾機能や接触冷感機能のある肌着・ワイシャツを選ぶことで、少しでも快適に過ごしましょう。通気性に優れ、軽量な夏用スーツを用意することもおすすめです。
また、電車で移動中はジャケットを脱いでもかまいません。ジャケットを着ないことはマナー違反ですが、無理をして体調不良になっては元も子もないです。病院の玄関に入る前に着用しましょう。

涼しい所で途中休憩する

早めに病院の近くに行って、少し休憩することが最もおすすめです。初めて行く病院や、慣れない交通機関を利用すると、道に迷い遅刻する可能性があります。
余裕を持って到着し、近隣のカフェやコンビニで汗が引くのを待ちましょう。待ち時間中に、冷感スプレーや冷感タオル、汗拭きシートなどの暑さ対策グッズを使用すると良いですよ。最後に身だしなみチェックも忘れずにしてください。

ポイントは清潔感

第一印象で悪い評価を受けないためには、清潔感が最も重要です。服装や身だしなみはチェックされているため、インターンシップだからといって気を抜かずに準備しましょう。マナーを守ることに加え、身だしなみで患者さまに不快感を与えないかを判断しています。
以下のページでは、服装や身だしなみについて詳しく書かれています。インターンシップに役立つため、ぜひ参考にしてください。

服装・身だしなみ

夏は、看護学生の夏休みに合わせて、インターンシップを開催する病院が多くあります。
参加する場合は、必ずWebで事前に申し込んでから行くようにしましょう。
特に大学3年生、専門学校2年生は夏休み中に、必ず1回はインターンシップに参加しましょう!

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