
人の第一印象は、「3~5秒の間に見た目で決まる」と言われています。
つまり、話す内容より「どのような服装か?髪型か?化粧か?」という視覚的情報で、
第一印象は決まります。
面接は、あなたの人柄など内面をアピールする場なので、
外見的な要素でマイナス評価をされないように、事前に確認しておきましょう。

看護師は、特に「清潔感」が重視されます。就職活動中の皆さんも「清潔感のある服装」「清潔感のある髪型」など、「清潔感」を意識して準備してみましょう。
見学会や面接の1~2週間前には、スーツを着て全身の身だしなみを整えてみてください。スーツのサイズが合っているか、シワや汚れはないか、靴、鞄を含めて確認しておくことで、当日を安心して迎えることができます。
髪型・ヘアスタイル
お辞儀をした時に、髪が顔にかからないようにしましょう。髪を整える動作は、面接中に気が散る原因になります。
- ●髪が長い場合は一つにまとめる
(ヘアアクセサリーは使わず、黒いゴムを使用する) - ●前髪が長い場合は、ピンで留める
- ●明るすぎる茶色やパーマはNG

顔(化粧)
第一印象の決め手となるのは、目や口元など顔のパーツと言われていますので、とくに好印象を心がけましょう。
- ●健康的なナチュラルメークを心がける
(アイシャドウやチークは濃すぎないか?まつ毛は盛り過ぎていないか?) - ●ノーメークはNG
- ●カラーコンタクトはNG
- ●男性は、ひげをきちんと剃る

アクセサリー
ピアス・ネックレス・指輪などのアクセサリーは身につけないでおきましょう。看護師として働く際も、アクセサリーは基本、身につけることはできません。

スーツ
- ●黒・紺・チャコールグレーなどの落ち着いた色を選ぶ
- ●シワやほこり、ほつれがないか、確認する

シャツ・ネクタイ
- ●白無地のワイシャツにする
- ●シャツの襟元や袖口に汚れがないか、シワになっていないか確認する
- ●派手なネクタイはNG。紺色やストライプなど清潔感のある色やデザインを選ぶ

爪
看護師として働く時を意識して、清潔感を与えられるようにしておきましょう。
- ●マニキュアやネイルは絶対にNG
- ●爪は短く切り揃える

靴・バッグ
靴とバッグは黒・茶で、シンプルなデザインが基本です。事前に汚れていないか必ず確認しましょう。
- ●女性の靴のヒールは、3~5cmが一般的
(ヒールの減りにも注意!) - ●バッグはA4サイズの書類が入り、床に置いたときに倒れないもの
- ●女性はナチュラルカラーのストッキング、男性はダークカラーの靴下(白はNG)

マスクの着用について
感染予防の観点から、マスクがないと院内に入れない場合もあります。忘れた時のために、必ずバッグに予備を入れておくと安心です。病院によっても異なりますが、病院へ伺う際は不繊布のマスクをおすすめします。