
インターンシップや病院見学会に参加したあとは、
お礼状を出すことをおすすめします。
合否の判定には直接関係ないかもしれませんが、
「ここで働きたい!」と思った病院にお礼状を出すと
好感度アップが期待できます。
メールと手紙の例文を用いて、書き方のポイントをご紹介します。


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文章は「頭語」で始め、「結語」で結び、セットで用いる。「拝啓」で始め「敬具」で結ぶのが一般的。
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次に「あいさつ文」と、お世話になった日、
学校名、フルネームを記載する。 -
「本文」は、インターンシップを経験して
何を学び、どう感じたか、
自分の言葉で具体的に記載する。

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「結びのあいさつ」を入れ、結語(敬具)を入れる。
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日付(漢数字)・学校名・フルネーム・
宛名(法人名・病院名・部署名・フルネーム)

- ●縦書き?横書き?
縦書きの方が礼儀正しい印象を与えられるので、縦書きがおすすめです。 - ●書き間違えてしまった場合は?
必ず新しい便箋に書き直しましょう。修正テープの使用は失礼に当たり、マナー違反となりますのでご注意ください。 - ●病院名・担当者名について
病院名・担当者名を間違えることはとても失礼なことです。記入前と記入後に必ず確認しましょう。漢字の確認も忘れずに行いましょう。(山崎と山﨑、斎藤と齋藤など、特に間違えやすい漢字は要注意!) - ●例文をコピーしてもバレない?
採用担当者は毎年、数百人の就活生とやりとりをしています。そのため、一瞬で例文をコピーしたかどうか分かってしまいますので、あくまでも参考程度の活用にしておきましょう。
- ●手紙を選ぶ場合
担当者のメールアドレスが分からなければ手紙で出しましょう。手紙の方が手間がかかる分、気持ちは伝わりやすいです。”本命の病院には手紙で出す”など、メールと使い分けている学生もいるようです。 - ●メールを選ぶ場合
病院見学会に参加する前に担当者とメールでやりとりをしていた場合は、メールで送っても問題ありません。ただし、担当者は1日に大量のメールを受信しているので、せっかくのお礼状がほかのメールに埋もれて気付かれない可能性もあります。
メールの場合は当日中に、手紙の場合は翌日中(遅くても1週間以内に病院に届くように)、出すのが目安となります。参加する前にある程度準備しておき、参加したあと、感謝の言葉とともに、あなたの気持ちや熱意を付け加えるとよいでしょう。

お礼状の書き方を検索すると、参考になる文章がたくさん出てきます。丸々流用するのはもちろんNGですが、ある程度、参考にすることは問題ありません。大切なのは、あなたがどう感じたのか、あなたの気持ちや熱意を自分の言葉で書くことです。
インターンシップや見学会参加への感謝の気持ちを伝えることと併せて、見学会で何を感じ、どのように思ったかを文章にしましょう!

お礼状と同じく、封筒も和封筒(縦書きのもの)を使用しましょう。

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・郵便番号枠の右端に揃え、上から一文字下げる。
・番地などの数字は、漢数字で書く。
・ビル名や階数も略さずに。 -
役職名は、
・4文字までは名前の上に書く。
・5文字以上の時には、名前の右に小さめの文字で書く。 -
自分の住所と名前を左側に書く。
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「〆」を書く際は「×」(バツ)と見えないように気を付ける。
便箋の折り方や入れ方にもマナーがあります。縦書きの手紙は、以下の番号通りに折り、封筒に入れましょう。


