インターンシップは、看護体験を通して看護師の仕事を体験したり、座談会で年の近い先輩看護師の話を聞くことができます。病院で1~2日間かけて行われます。
インターンシップに参加するメリット
- 職場の雰囲気が分かり入職後のミスマッチを防げる
- 意欲の高さを病院にアピールできる
- インターンシップでの体験を志望理由に書ける
多くの病院が開催しているインターンシップ。
就活中の看護学生の皆さんが入職を希望する病院で、実際に看護師の仕事を体験することができます。
インターンシップに参加する大きな目的は、「自分に合った病院かどうかを判断すること。」
実習感覚ではなく、「病院に入職し、看護部長や先輩方と毎日一緒に働くこと」をイメージしながら参加すると、
感じ方も変わってきますよ♪
インターンシップは、看護体験を通して看護師の仕事を体験したり、座談会で年の近い先輩看護師の話を聞くことができます。病院で1~2日間かけて行われます。
インターンシップは、入職後のことをより詳細にイメージできるプログラムが組まれています。一方、病院見学会は院内見学や説明を含めて半日程度で終わります。気軽に雰囲気を確かめたい病院は病院見学会に、もっと詳しく知りたい・入職したいと思える病院はぜひインターンシップに参加してみましょう。
一般的なインターンシップのスケジュールに沿って「インターンシップの流れ」「チェックポイント」をまとめました。参加する前に目を通してイメージしてみましょう!
働き方は自分にあっているか
病棟見学や説明会メインの病院見学会と違って、インターンシップでは、ユニフォームを着て病棟に入り、看護師の仕事を実際に体験できます。
看護のスピード感や患者さまとの関わり方を体験してみて、働き方が自分にあっているか確かめましょう。
看護部の雰囲気や環境
看護部長をはじめ、スタッフは笑顔か、学生への対応は親切か、看護部の雰囲気を感じ取りましょう。スタッフ間のコミュニケーションがとれていることも大切です。また、設備のメンテナンスや院内の清掃が行き届いているか確かめることで、働く環境が整っているかどうかがわかります。
若手看護師の体験談
座談会には入職2~3年の先輩看護師が参加している場合があります。看護学生の感覚に近いため、実際に働いてみた感想など、参考になる意見が聞けます。看護部長には聞きづらい内容でも、年齢が近い先輩看護師が相手なら気軽に質問できます。事前に質問内容を用意しておくと良いでしょう。
実際に働いている看護師だからこそわかる病院の魅力について質問してみましょう。自分が実際に働く病院として魅力的かどうかを確かめるために、気になることはどんどん質問しましょう。
病院から指定された持ち物の他に、基本的に持参した方が良いものがあります。
病院から服装の指定が特にない場合でも、病院まではリクルートスーツを着て行くことをおすすめします。
清潔感のある服装・身だしなみを心掛け、きちんとした印象を与えられるようにしましょう!
連絡事項がある場合、病院からメールや電話がくる場合があります。連絡が取れないと病院が困ってしまうため、当日まで必ず連絡が取れるようにしておきましょう。
開始時刻の15分前には到着できるように余裕をもってスケジュールを立てましょう。2~3日前までには、病院への経路と移動の所要時間を確認します。バスや電車などの公共交通機関は遅延することがあります。当日の朝は運行状況を必ず確認しましょう。
インターンシップの採用への影響について気になる疑問にお答えします!
インターンシップに参加した後は、病院にお礼状を出しましょう。お礼状は鮮度が大切です。メールの場合は当日に、手紙の場合は、遅くても1週間以内に病院に届くように、翌日には投函しましょう。手紙で出して遅くなってしまうようならメールで送っても問題ありません。
インターンシップに参加して、この病院に就職したいと思ったら採用試験に申し込みましょう!(最終学年の場合)
インターンシップ期間中に面接を実施してくれる病院もあります。採用試験の日程が先の場合、申し込みの手続きや、必要書類などの確認を行うのも大切です。
2~3病院のインターンシップに参加することをおすすめします。「病院」といっても、高度急性期、急性期、回復期、慢性期などさまざまな種類があり、看護方式によっても働き方が変わってきます。患者さまに提供している看護も異なります。実際に複数の現場を体験してみて自分にあっているか確認しましょう。