
病院へ電話をする際、その時の対応も見られています。
面接の前から選考は始まっていますので、
基本的なマナーを押さえて、好感度をアップさせましょう!
宛名に敬称をつける場合は、「看護部長の○○様」や「人事部長の○○様」のように、個人名に「様」をつけます。
役職名にはそもそも敬称が含まれているため、「○○看護部長様」や「○○人事部長様」など、役職に「様」をつけるのは間違いです。
電話や面接で「病院」のことを話す時は「御院(おんいん)」と呼びます。医療法人、社会福祉法人などは「御法人(おんほうじん)」、介護施設の場合は「御施設(おんしせつ)」になりますので、きちんと使えるように覚えておきましょう。
※書き言葉の場合は、「貴院(きいん)」になります
病院に電話をかけるおすすめの時間帯は、平日の10時~11時もしくは14時~16時です。病院担当者のお昼休憩は、12時~14時で交代で回していることが多く、その時間は避けた方が無難です。そのほかにも月曜日の午前中、金曜日の夕方、月末・月初は、採用担当者が忙しい可能性が高いので、急ぎの用事ではない限り避けましょう。
騒音や話し声などがしない、できるだけ静かな場所からかけましょう。自宅からかけるのがベストですが、どうしても外でかけなければならない時は静かな場所を探しましょう。例えば、百貨店の踊り場付近、公園、路地裏など少し探せば意外と静かな場所を見つけることができます。
説明会やインターンシップの日時、病院の担当者名など大事なことは電話中にメモを残します。電話の最後に内容を復唱し、間違いが無いように確認しましょう。
規模の大きな病院は、部署ごとに電話番号がある場合がほとんどです。受付・代表につながる場合や、採用担当者が所属していない他部署につながってしまう場合もあります。できれば、採用担当者に直接つながる電話番号を確認しておきましょう。

なかには電話での申し込みが必要な病院もあります。まずは学校名と氏名をしっかりと名乗った上で、「インターンシップに申し込みたいのですが、お時間よろしいでしょうか。」としっかり伝えましょう。
相手が必要事項の確認をしてきますので、質問にはハキハキと受け答えしましょう。
参加できる日程が、こちらの希望日と異なる場合もあります。予定を確認できるように、スケジュール帳やカレンダーを手元に用意して、メモの準備をしてから電話をかけましょう。
Webでインターンシップや病院見学会の申し込みができる場合もあります。電話よりも手軽に申し込めるのでおすすめです。
・相手の名前だけでなく、部署名+名前を伝える
(用件を整理しておく)
※見学会は、病院側のスタッフも時間をかけて行うものです。行けなくなった場合は、早めに連絡しましょう。
※病院の担当者は、多くの就活生とやりとりをしています。そのほかの仕事もありますので、簡潔に伝わるように、内容を整理しておきましょう。
就職活動中は、病院から電話がかかってくる場合があります。病院の電話番号を登録しておくのも良いですが、複数電話番号がある病院もあります。可能であれば知らない番号にも出るようにしましょう。(3コール以内で出ると良い印象を持ってもらえます。)電話に出なかったことでチャンスを逃してしまう可能性も!?
病院から電話がかかってきたときは、「はい、○○です」と、苗字を名乗るようにしましょう。「もしもし」は就活やビジネスシーンではあまり使用しません。日頃から心掛けておくと、自然と名乗れるようになり、好感度がアップします!
万が一電話に出られなかった場合は、こちらから折り返し電話をかけましょう。メモを用意して、相手が忙しい時間帯を避けつつ、可能な限り早く折り返します。はっきりと名乗り、本題に入る前にまずはお詫びの言葉を述べましょう。
折り返しの電話で相手が不在だった場合は改めてかけ直すようにしましょう。
電波状況によっては相手の声がよく聞き取れない場合もあります。
そのときは、「少しお電話が遠いようですので、もう一度お願いいたします」と言って、失礼のないように聞き返しましょう。
・今時間があるか、必ず確認する