インターンシップはいつから行けばいいの?行く時期と事前準備

インターンシップに参加する時期について、悩む方も多いのではないでしょうか。インターンシップに参加する時期の目安や下準備、インターンシップに申し込む方法についてご紹介します。
インターン参加は大学3年生・専門2年生の6月から!
大学3年生・専門2年生の6月からインターンシップに参加し始めることをおすすめします。夏休みのインターンシップ参加を予定している学生も、6月ごろから開催日程が公開されますので、見逃さないようにしましょう。
就活はまだ早いと感じる方もいるかもしれませんが、最近は就活のスタートが早まる傾向にあり、大学2年生・専門1年生の2~3月ごろからインターンシップに参加する学生も増えています。
夏を過ぎると領域別実習が本格化し、最終学年になるころには国試の勉強も始まります。実習や勉強に集中できる環境を整えるためにも、夏休みのインターンシップに参加して就活を進めておくことをおすすめします。
これから、就活のスケジュールや、実際にインターンシップに参加するまでの下準備を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
就活のスケジュール感を把握しておこう
焦ることなく行動できるように、大学3年生・専門2年生からの就活スケジュールを把握しておきましょう。
4月~ 情報収集・自己分析
病院の種類や看護の違いを知った上で、自分自身の価値観や提供したい看護、希望する働き方など自己分析を進めておき、気になる病院をピックアップしておきましょう。
6月~8月 夏のインターンシップ
気になる病院のインターンシップに参加して、自分に合っている病院を見つけましょう。病院パンフレットやホームページ、就活サイトの情報を事前にチェックしておくことをおすすめします。
9~12月 自己分析・病院比較
インターンシップに参加した経験を基に、自分自身の価値観や希望する看護・働き方を見つめなおしましょう。自己分析や病院比較を進めて、気になる病院を改めてピックアップします。
1~3月 春のインターンシップ
第一志望の病院のほか、気になる病院のインターンシップに参加して、採用試験を受ける病院を決定します。冬休みが明けると同時に、多くの学生が活発に行動し始めます。開催日の1ヶ月前には申し込んでおきましょう。
4月~ 応募・採用試験スタート
最終学年に進級する4月ごろから採用試験が本格的に始まります。志望する病院の採用スケジュールをチェックして、忘れずに応募しましょう。人気のある大きな病院では、採用試験を3月に実施する場合もありますので注意してください。
インターンシップに参加して実際の看護師の働き方を知ることで、就職への心構えや準備が整えられますので、積極的にインターンシップに参加しておきましょう。
インターンシップの事前準備
インターンシップに行く前に準備しておくことを項目ごとに説明していきます。
いろいろな病院の情報を収集・比較する
まずは、気になる病院の情報収集を行いましょう。
ネットや知人からの情報収集のほか、病院パンフレットも取り寄せて病院の特徴を掴んでおくことが大切です。複数の病院の特徴を比較しながら徐々に志望する病院を絞っていきましょう。
自分がどのような看護師になりたいのかイメージして、就職する地域や希望の診療科、急性期・慢性期など、自分の興味にあわせた病院を探しましょう。
持ち物を確認する
インターンシップに参加する前に持ち物の確認と準備をしておきましょう。
病院から指定された持ち物のほか、メモ帳と筆記用具・書類を入れる鞄や袋・マスク・印鑑(シャチハタでも可)も必要になります。
昼休憩をはさむ場合は、病院が軽食を手配してくれる場合がありますので確認が必要です。
当日の質問内容を考える
病院見学会やインターンシップは、実際に働いている看護師へ質問するチャンスです。事前に質問内容をいくつか考えておき、当日に質問できるようにしておきましょう。
身だしなみを整える
指定された服装で参加することに加え、身だしなみを整えることが大切です。髪を束ねたり、服にシワやほつれが無いか入念にチェックをしておきましょう。人と関わる仕事であるため、相手に清潔感を与えることが大切です。
病院によっては病院見学会とインターンシップで服装の指定が異なることがあるので、事前に確認しておくことが大切です。
インターンシップに申し込む方法は?
次に、実際にインターンシップに申し込む方法を2つ説明していきます。
就活サイトから申し込む
看護学生用の就活サイトからインターンシップの申し込みができます。
就活サイトには多くの病院が掲載されており、地域や医療機能などの条件を指定するだけで簡単に希望の病院を絞り込めます。病院ホームページをひとつずつ探すよりも時間と手間を節約でき、より自分に合った病院を見つけやすいです。
また、病院情報の掲載方法が統一されているため、どこに何が書いてあるか分かりやすく、複数の病院を比較しやすいという特長があります。
インターンシップ申し込みの際、どの病院に申し込んだのか、まとめて管理できる点も就活サイトを利用するメリットといえます。
病院のホームページから申し込む
病院ホームページからもインターンシップに申し込むことができます。
多くの病院ホームページでは、電話やメールなどのお問い合わせ先が記載されているため、分からないことがあれば事前に確認することができます。
初めてのインターンシップが不安な方は
インターンシップに申し込む前の準備や申し込み方法などをご紹介してきましたが、インターンシップに参加したことがない方は、どんなことをするのか分からないと少し不安ですよね。
以下の記事で職場見学や看護体験、先輩看護師との座談会で実際にやること・わかることをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。