看護学生・新卒看護師のための就活・奨学金情報サイト
がんばる看護学生のための
看護師キャリアアップ特集

フライトナース

~救急看護師のなかでもエリート中のエリート!~

フライトナースについて詳しく見てみよう!
難易度 ★★★
収入 ★★★

フライトナースの仕事の内容

ドクターヘリに乗り込み救急患者のもとにいち早く駆けつけ、
わずかな情報と限られた医療器具で、救命処置を行うという、
とても高い看護スキルが求められる仕事です。

  • その1 現場や患者さまの情報収集・診療準備、フライトドクターの診療介助
  • その2 救急隊員と連携し患者を病院へ搬送する
  • その3 患者さまのご家族への精神的サポート

※フライトナースは、普段は救急看護師として救命救急センターに所属しています。
フライト日はシフトで決まっていて出動要請があった場合に出勤します。

フライトナースになるには

ドクターヘリを所有する病院の救命救急センターに就職します。
その上で、以下すべての経験や資格が必要になります。

  • ・看護師経験5年以上(うち救急看護師経験3年以上)の経験
  • ・救命救急に関する資格「ACLSプロバイダー」と「JPTECプロバイダー」の取得(もしくは同等の知識・技術)
  • ・第三級陸上特殊無線技士の資格を取得し、日本航空医療学会が主催するドクターヘリ講習会を受講

フライトナースに向いているのはこんな人!

  • その1

    現場でリーダーシップを発揮し、冷静に判断できる人

    あなたのスキルを最大限に活かせるのが、フライトナースです。
  • その2

    ドクターヘリに搭乗している医師・パイロット・整備士、現場にいる消防士・警察官などとコミュニケーションがとれる人

  • その3

    最新の救急医療について、常に学ぶ向上心のある人

フライトナースの声

水戸済生会総合病院勤務

O.Yさん
水戸済生会総合病院勤務 O.Yさん
ドクターヘリを知ったときは、「自分には縁がないな」と思っていました。その何年後かにフライトナースとなり、すでに何年もの月日が流れました。上空で、傷病者情報を聞くまでは落ち着かないのですが、情報がなければないなりにアセスメントできる範囲で準備します。フライトクルーや救急隊と協力して、傷病者や家族に最善の看護が提供できるように頑張っています。悔しかったり、落ち込んだりするほうが多い分、納得していただいた時のうれしさは数倍です。気の抜けない業務ということもあり、新たなメンバーは申告制にしています。まもなくイケメンフライトナースが一人立ちします。「一人立ちできる訓練」が、私のモットーです。
病院の詳細を見る

水戸済生会総合病院勤務

O.Rさん
水戸済生会総合病院勤務 O.Rさん
ドクターヘリは早期に患者に接触することで、救命率の向上、後遺症の軽減を目指しています。そのため、無線内容から患者の状態の予測を立て、医師と活動方針の確認、処置準備を行います。現場では消防と情報交換や初期治療を開始し、適切な病院に搬送します。看護師は点滴準備など、診療・処置の介助以外に、医師が円滑に治療できるよう、他職種と連携しその場のコントロールを行います。また患者さんや家族は突然のことで動揺や不安が大きいため、声掛けなど精神的ケアや安心・安全を守ります。私は患者さんが元の生活に少しでも早く戻れるように、最初に関わる私が情報収集を行いその人らしさを大切に、入院後も関われるよう心掛けています。
病院の詳細を見る

埼玉医科大学勤務

石川直樹さん
埼玉医科大学勤務 石川直樹さん
フライトナースを目指したのは埼玉医科大学のオープンキャンパスのときでした。ヘリポートから飛び立つドクターヘリを見て、未知なる救命の姿に心を惹かれ、当センターへの入職を決めました。救命救急センターに配属されてからは、誰よりも早くドクターヘリに乗れる看護師になりたいと考え、能力開発のラダー申請を行い、出動件数を増やし勉強を重ねる毎日でした。今年の2月に無事、フライトナースの辞令を拝命。独り立ちできる喜びを胸に、後輩の育成や知識の向上など、より一層この仕事に誇りを持ち邁進していきます。
病院の詳細を見る

フライトナースになれる病院はこちら!

病院で働くいろいろな看護師を見てみよう!