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看護実習が大変すぎて毎日つらい!乗り切る方法は?

看護実習
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看護実習をしていると大変なことや辛いことがたくさんあります。乗り越えなければいけないとわかっていても、辛いものは辛いですよね。大変な実習を乗り切る方法を要因ごとにご紹介します。

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怖い先輩看護師と顔を合わせるのが辛い…

怖い看護師さんは見るだけで緊張しますし、話しかけるのには勇気が必要ですよね。指導者さんが厳しい方だと、実習中ずっと憂鬱になる学生も少なくありません。常に忙しそうでイライラしているような看護師さんの姿を見るだけで緊張してしまいますよね。

仲間との支え合いと割り切りで乗り切ろう

とにかく「実習が終わるまでの我慢だ」と割り切るようにしましょう。同じグループの友人と話すことでも発散することができます。先に実習に行っていた友人がいれば、指導者さんから聞かれやすい質問をあらかじめ教えてもらい、勉強しておくのも効果的です。

命に関わる仕事だからこその厳しさだと割り切って、仲間と支え合いながら乗り切りましょう!

何を話せばいいの?患者さまとのコミュニケーションが苦手

初対面の患者さまと何を話せばいいのか分からず、 情報収集が難しいと感じることもあるのではないでしょうか。だからと言って、ずっとナースステーションでカルテを見ているわけにもいきませんよね。
患者さまには様々な年齢や性格の方がいるため、コミュニケーションの難しさを感じる学生は少なくありません。

患者さま一人ひとりの理解を深めて乗り切ろう

患者さまは具合が悪くて入院していることと、疾患以外にも目を向けることを意識して関わってみましょう。患者さまの体調を考えず、ただ自分の知りたい情報だけを聞くのでは患者さまに不快な思いをさせてしまいます。体調や気分に寄り添いながらコミュニケーションをとることが大切です。

また、趣味や家族の話もすることで患者さまへの理解を深めることができます。ひとりの患者さまに時間をかけて寄り添えるのは看護学生の特権です。コミュニケーションが難しいと感じたときこそチャンスだと考え、患者さまと向き合ってみてください。

コミュニケーションの上手な取り方

大量の事前学習で実習前から心が折れそう…

それぞれの実習の前には事前学習の課題が出されることが多いです。学習課題だけではなく、新生児の沐浴など看護技術のテストの場合もあります。1つの実習が終わったと思えば、また勉強や実技の練習をしなければならず、心が折れそうになりますよね。

メリハリのある自分ルールで乗り切ろう

週末の過ごし方にメリハリをつけ、友人とも協力しながら課題を進めることが大切です。
金曜日は友人と思い切りストレス発散、土曜日は事前学習、日曜日はゆったり過ごすなど、自分の中でルールを決めましょう。同じグループの友人と一緒に技術の練習をしたり、参考になりそうな本を共有したりするのもおすすめです。メリハリをつけ、グループで協力すると、やる気と効率をアップさせることができますよ。

実習の持ち物と事前学習

書いても書いても終わらない記録…。睡眠時間が足りない!

1日の実習が終わっても、膨大な記録とわからなかったことを勉強する必要があります。
睡眠時間を削るしかなく、徹夜や数時間だけの睡眠で実習に行った経験のある学生も多いのではないでしょうか。

メモ帳とスキマ時間の活用で乗り切ろう

記録を早く終わらせるためには、スキマ時間とメモ帳の活用が重要です。

  • 実習先に早くついたとき
  • お昼休み
  • カンファレンスが始まる前の空き時間

このような時間があれば、1文字でも記録をする習慣をつけましょう。また、小さなことでも後から見てわかるようにメモしておくと記録を書く時に役立つのでおすすめです。

「記録が終わるまで学校から出ない」と決めて一気に終わらせるのも方法の1つです。睡眠が不足すると体調を崩しやすく、頭も働かなくなってしまいます。メモ帳を活用しながらスキマ時間に記録を進め、なるべく睡眠時間を確保するようにしましょう。

眠れないのがストレス!実習期間に十分な睡眠をとるには?
看護実習学びレポートの書き方​

看護計画や関連図は参考資料を活用する

毎日の記録のほかにも、アセスメントやデータベース、関連図、まとめレポートなど、実習最終日に提出する記録もありますよね。看護計画や関連図などの膨大な記録を参考資料なしで作成していると、時間がかかってしまいます。

関連図は先輩からもらったり、本やネットで調べたりして、参考資料を活用しながら作成しましょう。受け持ち患者の疾患に近いものを探すことがポイントです。

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パニック!何がわからないのかわからない!

わからないことが多すぎて何がわからないのか、混乱した経験はないでしょうか。突然の指導者さんからの質問や、看護計画が思い浮かばないときなどは、頭が真っ白になってしまうものです。普段は落ち着いて対応できることでも、実習中だと緊張や不安があって焦ってしまいますよね。

焦らず地道な取り組みで乗り切ろう

頭が真っ白になってしまったときは、焦らずに一度落ち着くことを意識しましょう。指導者さんの質問がわからない場合は正直にわからないと答え、いつまでに調べてくるかを伝えます。記録や計画を書いているときであれば、情報を再整理したり声に出したりして、仕切り直しをしましょう。

初めから完璧を目指すのではなく、基本を振り返り地道にひとつひとつ向き合って整理することが大切です。

実習記録の書き方
行動計画・行動目標(実習目標)の立て方

看護学生と看護師どっちが辛い?

看護師になってからより、慣れない実習や膨大な記録をこなさなければいけない看護学生時代が一番大変だといわれています。
実習を乗り切った経験と自信は、看護師になってからもあなたを支えてくれます。
必死で勉強したことは忘れませんし、一緒に乗り越えた友人とは今後も支え合っていけるでしょう。ひとりの患者さまと時間をかけて向き合った経験は、看護計画を考える際に役立ちます。実習は大変ですが、 看護について深く考えられる貴重な機会です。

無理をしすぎずストレス発散をしながら乗り切っていきましょう!

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