急性期から在宅まで必要なスキルが身に付く!ちょうど良い規模感の八王子山王病院

八王子山王病院で働く看護師が、病院や看護部についてご紹介いたします。当院への入職を考えている方や興味を持っていただいた方、ぜひご覧ください。
八王子山王病院の概要説明
地域における八王子山王病院の役割と使命

当院は大学病院や医療センターのように、最先端の医療や大手術を行う病院ではありません。住み慣れた街で生活を続けるために有病率の高い疾患(よくある病気、Common Disease)の治療を得意とし、早期に診断・治療を行っています。
157床で急性期から在宅までさまざまな健康のステージに対応し、「思いやりのあるあたたかい医療」をもって地域に貢献する病院です。
患者さまの特徴
ほとんどが八王子市内(特に近隣にお住まいの方)の方です。地域の人口動態を反映して、高齢の方が多いです。
八王子山王病院だからできること
中規模な病院だからこそ実現できること(病棟・外来)

- 看護部だけでなく他部署との連携が密にできる
- 患者さまとの距離が近く、寄り添える看護を実践できる
- 地域とのつながりを大切にしている (健康フェスタ、地域の防災訓練、公開講座など)
- 診療科がそろっているため興味のある分野を学ぶことができる。幅広い知識をもってさまざまな業務にあたれる。理想とする看護を見出すことができ提供できる
- 急性期から慢性期まであるので、自分がどの看護がしたいのか見出すことができる
配属先によって新たな知見を伸ばすことができ、興味がわき、必要な知識を学ぼうとし、日々、自己学習できる。異動になってもそれまでの知識が看護に役に立ち発揮できる
八王子山王病院ならではの特別な研修(人材育成委員会)
フォローアップ研修

新人研修後のフォローアップ研修では、基礎看護技術をはじめ、事故防止対策・感染防止対策・記録などの各委員会の担当者が、院内の基準やフローを教えてくれます。
2年目フォローアップ研修では、先輩看護師として必要となるタイムマネジメント・リーダーシップ・急変予測などのステップアップ研修を行っています。2年目の終わりに、これまでの看護を振り返り事例研究発表会を開催し、看護について語り合います。
動画視聴研修
毎月、動画視聴研修を配信しています。放射線科、臨床工学科、各委員会などから、「ためになる今日から使える知識」 が盛りだくさんです
ローテーション研修
新人看護師対象のローテーション研修。外来、訪問看護、手術室、透析室を見学・体験できます。
八王子山王病院において看護師の重要な役割や活躍
看護師による家族支援(外来・病棟)

地域連携課やMSWと連携し、外来・入院にかかわらず医師の病状説明に同席し、患者さまだけでなく家族面談等を通して支援しています。
患者さまの思いとご家族の思いが違うこともありますが、お互いが理解し合えるよう「思いの橋渡し」を行うこともあります。
看取りにおける看護師の重要な役割
少しずつ変化していく状態を医師へ伝え、家族の希望があれば、くり返し説明を受けられる機会を調整することが大切な役割だと考えます。家族が納得して終焉に近づきつつある状況を受け入れられるよう、面会の際には、お声がけし、「ゼリーを一口召し上がりました」「お辛いのか、眠っている時間が長いようでした」など、患者さまの日常の様子をお伝えすることもとても大切だと思っています。
コミュニケーションが難しい患者さま(外来)
認知症や難聴で十分なコミュニケーションが図れない患者さまに、 仕草や言動から本当に訴えたいことを確認しながら、患者さまに合った対応をするように心掛けています。
スタッフの方から、積極的に声掛けをしています。話せない患者さまには筆談や文字盤を使用したり、補助犬が付き添えるようスタッフも研修を受けたりしています。
患者さまのQOL向上のための取り組み

障害者病棟
障害者病棟は入院期間が長いため、生活の場が少しでも心豊かになるようお手伝いができたらと思います。外を眺めたいと窓側を希望された場合は、可能な限りベッドコントロールを行う、リハビリテーション科の力を借りて車いす散策を行うなど工夫しています。
売店への買い物
食事制限のない患者さまが売店へ買い物に行けずお困りの際は、看護師やリハビリテーション科の担当が代行することがあります。「おつかい」という些細なことではありますが、困っている状況を解消することが、患者さまの満足に繋がればと思います。
その他
認知症看護認定看護師考案のカレンダーや時計の設置が、患者さまに大変喜ばれています。
八王子山王病院で働く看護師の思い・志
認知症看護認定看護師へのインタビュー
私は認知症看護認定看護師として、その人に向き合う「今の心地よい時間」を大切にしています。認知症の方にとって、「今の時間」は、その時にしかない大切な時間です。
時には人生の歴史に思いを馳せながら共に懐かしみ、表情や言動から会話を広げ「快の感情がある時」「持っている強み」「その人らしさを知る」大切な情報となります。
その情報を関わりの中で活かし、少しでも心地よい環境で治療が受けることができるよう、スタッフや多職種と共有しながらケアを行っています。
各分野/外来・病棟の看護のどこに魅力を感じているか
外来・患者さま・ご家族との関わりを通して疾患の悪化、予防を働きかけることで、出来るだけ長く住み慣れた地域で生活できるようにすることができます。
患者さま・ご家族との一期一会の出会い

診療・検査・内視鏡・救急など、さまざまな診療科の学びや他部署との連携が必要であり、瞬間的な判断力やアセスメント能力が養えます。透析・透析患者は、長期に治療継続していかなければならないため、生活面や心理面も含め、長きに渡り支援する事ができます。
外来透析で通院中→緊急入院→退院と経過しても、切れ目なく継続して患者さま、ご家族も含め関わることができ、病状の変化を捉えることができる。
八王子山王に向いている人
一緒に働きたい人、長く働き続けられる適性

- 協調性がある人、柔軟性がある人
- 困ったときには気後れせず相談できる人。先輩たちは相談されないほうが不安です。
- 確認でもいいので先輩と会話できる人
- 人(特に高齢の方)と接するのが好きな人
こんなやりがいがあるため、こんな人に向いている
- 診療科もそろっているため、急性期から慢性期、外来、病棟、手術、透析など、学びたい専門分野を学ぶことができる。まだやりたいことがはっきりとしていなくても働きながら見つけることができる。大規模病院ではないが看護師に必要なスキルが身に付く
- 病棟、外来、慢性期、地ケア 、透析と異動したが、これまでの学びがすべて繋がっていて色々な場面で役立つことがわかり、すごくやりがいを感じる。
- 多職種で関わるので多角的な意見をもって患者・家族を捉えるため、自分にない視野が広がりチームで関わっていることにやりがいを感じる
看護学生へメッセージ
看護師はとてもストレスフルな職業です。それでも、この仕事を職業に選んだ「あなた」は、「誰かの役に立ちたい」と心から願っている方だと思います。そして、「人が好き」なのだと思います。
看護はもともと家庭内で行われていたものですが、今では職業として、学問として発展していきました。 家族を慈しむような気持ちでケアすることを目指している「あなた」を、八王子山王病院は必要としています。
157床と大きな病院ではありませんが、急性期から在宅まで、さまざまな看護を経験しながら成長することができます。
- 急性期看護をやりたいけれど大病院のような超急性期はちょっと苦手
- 仕事はもちろんだけれどプライベートも大切にしたい
- 結婚、育児、介護。人生のステージが変わっても長く働き続けたい
- 仕事をするなら、資格取得に理解があるところで勤務したい。
あなたのこだわりにフィットする、居心地の良さがここにはあります。
ぜひ一度、八王子山王病院にお越しください。オープンホスピタルでお待ちしております!