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西東京中央総合病院の概要説明

地域における病院の役割と使命

優しく強いチームづくりをスローガンに掲げ、患者さま・職員・職員家族に優しく、医療・災害に強いチームづくりを心がけています。地域に根差した医療を提供することを使命としております。

患者さまの特徴

当院は、HCU、一般病床、回復期、慢性期病床、訪問看護ステーションを有しているため、さまざまな患者さまの対応を幅広く経験することができます。

  • 緊急で救急車で搬送される患者さま(2次救急対応)
  • 近隣クリニックからご紹介される患者さま
  • 3次救急からの受け入れ(在宅支援重視)
  • 施設入所されている高齢の方々、訪問診療を受けている患者さまで病態が悪化された方

西東京中央総合病院だからできること

多職種との連帯感が強くなる研修

代替テキスト

新入職員研修は、1ヶ月間の集合研修・ローテーションがあります。 多職種合同の学びの場があり、横の繋がり・連帯感に繋がるのが強みです。研修は、病院方針、看護部方針からはじまり、社会人として職場の使命・未来展望を理解していただきスタートします。

看護の専門職としては、基礎看護技術の実践や、IVナース「キラリコース」などを行います。
中規模病院だからこそできる、多職種と一緒に実践する高齢者体験や地場体験、災害対策ツアー、リフレッシュ研修等さまざまな研修をしております。

西東京中央総合病院だから経験できる看護

地域で一番高いニーズは、高齢者医療です。急性期医療から在宅支援まで丁寧で優しい対応を掲げており、在宅で体調を崩された高齢者の救急受け入れを進める中で、断らない医療、3次救急からの受け入れ、施設入所中から重篤化した方々の受け入れに取り組んでいます。患者さまのQOLを尊重し、一人でも多く馴染みのある生活の場へ帰れるよう支援しています。

西東京中央総合病院ならではの特別な研修

いつでも好きな時に学べるe-ラーニングを活用した研修と、テーマに沿った集合研修をミックスし、効率的な学習の仕組みを取り入れています。また、共に考え成長できる場を多く提供する企画を心がけています。

集合研修は、コミュニケーションを主とした参加型のグループワークです。入職した年の秋には紅葉を見ながら行うリフレッシュ研修が企画され、BBQ大会には新人全職員参加します。働く職員の成長に合わせ、院内での研修に留まらず、外部研修や地域で開催する研修、施設への訪問なども企画しています。年間スケジュールの多様さは良いサービスの実践に繋がります。

ほかにも感染管理・糖尿病看護・認知症看護分野の認定看護師が研修を企画し、実施しています。認定看護師を知る機会にもなり、講師として顔の見える関係が、現場でコンサルトしやすい環境づくりに直結しています。常に時代変化に応じた学びを考え、研修運営を行っています。

西東京中央総合病院の看護師の重要な役割や活躍

看護師による家族支援

看護師がつなぎ手となり、チーム機能を活用し、QOLや意思決定支援を重視した患者さま・家族支援を行います。在宅復帰支援では、入退院支援担当者が早期に介入し、より効果的に患者さまの意志に即した支援を進めるために、地域の看護師やケアマネジャーと協働しています。

看取りにおける看護師の重要な役割

人生の終末期は安らかにその時を迎えられるよう、患者さま・ご家族の気持ちに寄り添い、お看取りの際にはご家族と共に看取りの対応・グリーフケアを進めます。新人研修の段階でお看取りのケアを実施し、入院中の患者さまの過ごし方やご自宅でのご様子等をご家族と対話し、その時間を大切にしています。

専門チームと病棟の架け橋!リンクナースの役割と人材育成

認知症ケアチームでは、実践の中で学ぶ場を重視しています。認定看護師は自身の知識・思考を存分に発揮し、サービスの質を向上するために活躍しています。

認知症ケアチームラウンドで実施していること

  • 高齢者自立度判定を基に対象患者を選定し、計画的に多職種でラウンドを実施
  • 認知症認定看護師を中心に症状に対するアセスメントを実施
  • 患者さま対応の共有による言葉かけの方法・対応についてのアドバイスや実践できるような場づくり

西東京中央総合病院の地域貢献を支える看護師の重要な役割

地域住民が頼れるような病院を目指し、知識技術の研鑽を積んでいます。

看護師の重要な役割

  • 地域での医療・保健・福祉活動に参画し、院外活動でもお役に立てるように繋ぎ手として機能すること
  • 災害時における迅速な対応ができること
  • 患者さまのQOLを考え、患者さまの尊厳・意思決定を次の場に繋ぐこと
  • 介護系施設との顔の見える関係性を重視し、施設研修依頼に対応すること

今後は、3次救急病院や介護系施設からの患者受け入れに積極的に関わり、職員自ら対外活動を増やしていき、頼られる対応をしていきます。

多職種連携チームにおける看護師の役割

看護師は患者さまの一番近くにいる存在です。多職種連携チームにおいて、看護師は患者様の代弁者となります。多職種の専門性が患者本意を尊重するためにうまく機能し、最良の結果を導けるように努めています。

時には自らリーダーシップを発揮し、職種間連携の調整者として行動します。どの職種が対応すると患者さまにとって最良となるのかを検討し、タスクシフトを提案しています。

西東京中央総合病院の看護部の取り組み・活動

患者さまのQOL向上のための取り組み

  • 限られた入院期間でADLを落とさず、患者さまの活動能力が上がるようにリハビリと協働し、意欲が高まるように関わっています。
  • 入院前の生活状況を確認し離床を促し、患者さまが入院中に自立できる範囲を最大限広げられるようケア・支援していきます。
  • 在宅支援では、医療ソーシャルワーカー(MSW)・ケアマネージャー等と連携し、日常生活に戻れるよう調整を行います。

西東京中央総合病院に向いている人

主体性を持ち、何事にも挑戦したい気持ちがある方と共に働きたい

地域とのつながりを大切にしているため、高齢者看護を実践したいと考えている方におすすめです。在宅に向けての退院調整や認知症看護に興味がある方は、スペシャリストと一緒に実践できます。急性期医療に参加しながら、患者さまの暮らしの場へのつなぎ手を担えることも魅力です。

看護学生へメッセージ

未来に向けて時代の変化に対応するため更に成長し続ける病院です。新築移転計画もあります。興味をお持ちいただけましたら、まずは働く職員を見にいらしてください。欲しい情報をしっかりお伝えします。

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