関東労災病院の先輩看護師メッセージ

自己紹介
◆k.Tさん
◆2017年 入職
◆整形外科・循環器内科・皮膚科 所属
◆横浜労災看護専門学校 出身
当院を選んだ理由
◆実習病院であり、5西病棟が「チームで看護している」と思える雰囲気があった。患者への対応が丁寧で、自分も一緒に働きたいと思ったから。
仕事のやりがいを感じるとき
本当に、たくさんやりがいを感じる場面があります。その中でも、自分が患者さんの個別性を考えた看護計画を立て、チーム内で情報を共有し患者さんのことを考えたケアを継続的に提供できている時。そして、その患者さんが手術後に順調に経過し笑顔で退院する姿を見れた時に、やりがいを感じます。
目指す看護師像
「自分の大事な人を看てほしい。」と思ってもらえる看護師になりたいです。
感動した看護エピソード
病棟の先輩看護師と患者さんとの関わり。ある患者さんが、不慮の事故に遇い、手術を受けるも経過が芳しくなく、その事実にショックを受け表情も硬く、看護師たちと目を合わせることも避け徐々にふさぎ込んでしまった。しかし先輩看護師は、その患者さんに対して、患者さんが気持ちを表出できる雰囲気を作り、ただそばで黙って腰を下ろして話を聞いていた。すると、急に黙っていた患者さんが涙を流しながら辛い気持ちを話し始めた。その後、その患者さんは表情も穏やかになり、少しずつ前向きな言葉が出てくるようになった。その場面を見て、「そばにいるだけ」でも看護師にはできることがあるんだと、衝撃を受けた。そして、自分も患者さんの辛い思いを軽減できるような看護ができる看護師になりたいと思いました。
東京労災病院の先輩看護師メッセージ

自己紹介
◆M.Tさん
◆2016年 入職
◆産婦人科病棟 所属
◆国際医療福祉大学 大学院 出身
当院を選んだ理由
私は、自然分娩にゆっくり関わりたかったことと、院内助産院に携わりたかったことからこの病院を選びました。分娩件数は多くはないですが、その分一人一人の妊婦さんに密に関わることができ、退院後も外来を通して関わることが出来るため、周産期の患者さんに寄り添ったケアを学ぶことができています。また、婦人科の周手術期の患者さんや、他科の急性期の患者さんにも関わるため、広い知識・技術を習得することができます。
仕事にやりがいを感じるとき
助産師としてのやりがいは日々感じますが、それと同じくらい混合病棟の中で関わる他科の患者さんからもエネルギーをもらっています。小さなことでも感謝してもらえたり、治療を終えて元気に退院される姿をみると、看護師としてもさらに知識を深めていきたいと励みになります。
目指す看護師像
常に学び続ける姿勢を忘れない看護師でいたいと思っています。当院は、ラダー教育もしっかりとしているため、自分のレベルに合った研修を受けることができます。また、キャリアアップを考えている方にとっても様々な制度が整っているため、自己実現のために必要なサポートを受けることが出来ます。
感動した看護エピソード
私は人前で話すのが苦手だったので集団指導の担当になると毎回緊張しており、それを克服するために研修に参加したりもしました。2年目の時の集団指導で、ある夫婦に「とても分かりやすくて楽しいクラスでした。またお産の時に会えたら嬉しいです」と言っていただけた時は努力が報われた気がしました。そして偶然、その夫婦のお産を担当することができ、とても嬉しかった思い出です。
横浜労災病院の先輩看護師メッセージ

自己紹介
◆K.Nさん
◆2019年4月 入職
◆消化器外科・婦人科 所属
◆日本赤十字北海道看護大学 出身
当院を選んだ理由
◆自施設は、地域がん診療連携拠点病院や日本医療機能評価機構認定病院など多くの認定病院、指定病院として機能しており、地域に密着した高度の医療・看護を学べると考え、就職しました。
仕事にやりがいを感じるとき
◆自施設は、地域がん診療連携拠点病院や日本医療機能評価機構認定病院など多くの認定病院、指定病院として機能しており、地域に密着した高度の医療・看護を学べると考え、就職しました。
目指す看護師像
◆患者さんだけでなく患者家族からも信頼され、「この看護師なら安心だ!」と思っていただけるような看護師になりたいです。
感動した看護エピソード
◆ある患者さんの看取りを経験した際に、ご家族の方から「こんなによくして頂いて。本当にここに入院してよかった。ここの看護師さんに対応してもらってよかった。」と言葉をかけていただきました。看護師の対応によってご家族にとってとても辛い看取りという出来事が辛いだけの出来事でなくなるということに気がつき、とても勉強になった出来事でした。
千葉労災病院の先輩看護師メッセージ

自己紹介
◆Y.Tさん
◆2017年 入職
◆脳神経内科・脳神経外科・眼科の混合病棟 所属
◆千葉労災看護専門学校 出身
就活を振り返ってのアドバイス・メッセージ
急性期の総合病院のため、多くのことが学べると思いこの病院を選びました。
現在の病棟で、臨地実習を行い、受け持った患者さんの看護実践の中で、丁寧に指導をいただきました。嚥下障害のある患者さんへの関りを工夫し、患者さんが食事を摂取できるようになった経験が心に残りました。看護師さんたちの雰囲気が良く、チームワークが良い病棟だったためこの病棟に就職出来たらよいと思い、希望しました。
仕事のやりがいを感じるとき
私は脳神経内科・脳神経外科・眼科の混合病棟に勤務して、主に急性期の脳血管疾患・神経難病患者さんの看護ケアを行っています。意識障害や運動麻痺、嚥下障害の患者さんが多いため、少しの変化も見逃さないように丁寧なアセスメントを行い、食事、排泄、清潔ケアを中心に日々奔走しています。患者さんの運動麻痺が少しでも改善して自力で車椅子に乗れた時や、症状が回復してくる姿をみて、ケアを頑張って良かったと心から思えることが多くなりました。また、一生懸命リハビリに取り組む姿をみて、私自身が患者さんから元気をもらっています。せん妄や認知症、失語症の患者さんと上手くコミュニケーションが図れず戸惑う時にも、一緒に考えたり、指導してくれる先輩方が沢山います。わからないことはすぐに相談できる環境のため、とても心強く、安心して働いています。
労災病院ならではの事業をご紹介☆

労災病院グループでは、診療事業の他に様々な事業を行っております。ここでは、いくつかの事業をご紹介いたします。
職場復帰支援事業
被災・労働災害で脊髄を損傷した方の職場復帰をサポートしています。「医療リハビリテーションセンター」や「総合せき損センター」にて、リハビリや脊髄損傷の治療を行っています。
予防医療モデル事業
「治療就労両立支援センター」では、勤労者の健康を守るために過労死に係る生活習慣病、勤労女性特有の健康障害等の予防医療活動を行っています。これまでの事例をもとに開発した効果的な予防法・指導法を、全国の事業所へ向けて普及活動を行っています。
治療就労両立支援モデル事業
がん、糖尿病、脳卒中(リハ)、メンタルヘルスの4分野にて、治療と就労の両立支援を実践し、事例の集積・分析・評価等を行っています。労災グループ内にて作成した医療機関向け支援マニュアルを、全国の労災指定医療機関へ提供し、「治療就労両立支援モデル」の普及を行っています。