日本赤十字社は、全国91の病院を運営する医療事業のほか、
血液事業や社会・福祉事業などを通し、人々の命と健康、尊厳を守る活動をしています。
世界191ヶ国にネットワークを持ち、災害や紛争、病気などに苦しむ人々を救うため、
緊急時の救援や復興支援、予防活動に取り組んでいます。
災害発生後、現地に救護班や国内型緊急対応ユニットを派遣します。被災者の「こころのケア活動」も診療と併せて行います。また、毛布や日用品などの配給や血液製剤の供給を円滑に行います。
- 全国に487の救護班
- 医師・看護師を中心に5231人の救護員
- 48時間以内に活動できる救護班
- 1班あたり医師・看護師等6名の救護班
緊急事態が起きた際は、医療・給水衛生活動がすぐに展開できるチームが現地に向かい、緊急救援を行い、復興支援として地域の人々の自立を支え続けます。緊急救援のほかにも長期的な視野で、病院・診療所の開発協力といった開発事業に取り組んでいます。
国際活動に従事した看護職員実績令和4年度※延べ人数
- シエラレオネ共和国2名
- タイ1名
- トルコ1名
- パレスチナ3名
- バングラディシュ4名
- レバノン10名
赤十字救急法救急員(赤十字ファーストエイドプロバイダー)
赤十字救急法救急員の資格を取得することで、国内災害救護や国際活動の場で、習得した技術を発揮できます。
国際要員の育成
- 保健医療ERU研修
- 国際救援・開発協力要員研修Ⅱ(IMPACT)
- 安全管理研修Ⅱ
- 専門研修
日本赤十字社は、国内外で災害救助に取り組んでいます。
国際的に活躍できる救護員の育成にも力を入れており、自然災害などの緊急時に救護員として力が発揮できるように万全のサポートを行っています。