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JCHO船橋中央病院の先輩インタビュー(看護部 新卒採用)

JCHO船橋中央病院
  • 公的病院
  • 千葉県船橋市
  • 奨学金あり
  • 充実の教育制度
  • キャリアアップ支援あり
  • 寮あり
  • 退職金制度あり
  • 保育施設あり
「人を大切にする」看護を熱く語れる素敵な仲間が待っています
看護師 400人(助産師、保健師含む)
病床数 355床
看護体制

一般病棟入院基本料:7対1

JCHO船橋中央病院の先輩インタビュー

新生児集中ケア認定看護師のS.Rさん

新生児科病棟
2000年卒/国立習志野病院附属看護学校

自己紹介をお願いします

新生児集中ケア認定看護師のS.Rと申します。

資格の業務内容について教えてください

新生児集中ケア認定看護師は、出生直後の早産児や疾患を持った正期産のお子さまの状態が早期に安定するためのケアを提供しております。また、ファミリーセンタードケアを大切にして、ご家族も巻き込んでのお子さまのケアを行っております。

資格を取得しようと思った理由またはきっかけは?

資格を取得しようと思った理由は、日ごろケアをしていて、自分のケアをもっと深めたい、自分の知識をもっと得たいと思って、資格取得を目指しました。

新生児集中ケア認定看護師の資格を取得して良かったことは?

資格を取得してよかったと思うことは、実際、学校に行って教わることよりも自分で考える力を養ってこれたことが、とても大きな収穫だと思っております。また、認定看護師になってからもケア一つ一つを客観的にアセスメントする力がついたと思っていて、それが良かったことだと思っております。また、病院のホームページに私の名前が載っていることで、ご家族からも声が掛かって資格を持っているということで、ご家族からの相談を受けることができて、患者さんのケアについてご家族と一緒に考えられるようになったことがよかったと思っております。続きをみる

病院からの資格支援はありましたか?

病院からは出張として7ヶ月学校に通わせていただきましたので、お給料もその間、いただいておりましたので、生活に対する不安は大きくなく、勉強に集中することができました。

今後、どのような看護師を目指していますか?

私は当院の看護部の理念である、「自分の大切な人にしたい最善の看護をすべての人に提供します」という言葉がとても大好きで大切にしています。私は赤ちゃんをケアの対象としていますので、もし自分の子供だったら、親だったらということを常に考えながらケアをしています。ですので患者さんや家族に寄り添ったケアを目指していて、常に優しい看護師でありたいなと思っております。続きをみる

がん看護専門看護師のN.Mさん

外来化学療法室
2004年卒/山口県立大学 看護栄養学部看護学科

自己紹介をお願いします

私はがん看護専門看護師のN.Mです。現在は外来化学療法室に勤務しています。

資格の業務内容について教えてください

専門看護師には実践、相談、調整、倫理調整、教育、研究と言った6つの役割があります。実践は複雑な問題を抱えていて、対応が難しい患者さまやご家族に対して、どのような看護を提供していけばよいのかを考えて、実際に看護を実践します。相談は困難な問題を抱える患者さまやご家族の相談を受けることはもとより、対応が難しい患者さまやご家族へ、どのような看護を提供すればよいのか、同じ看護職やほかの職種の方からの相談を受けることもあります。調整は患者さまが安心して治療を受けたり、療養できるように、ほかの職種の人々と協力・連携して患者さまを取り巻く環境を整えていきます。倫理調整は治療を進めていく過程のさまざまな場面で倫理的な問題が生じてしまう場合、そこに関わり、患者さまの権利や人格が脅かされることがないように働きかけます。教育は、がん看護の質の向上を目的として、同じ看護職に対する教育活動を行います。研究もガン看護の質の向上を目的として、日々の実践を通して課題を見出し、研究を行い、その成果を実践に還元していきます。現在の活動としては、普段は外来化学療法室で外来で化学療法を受ける患者さまの看護を行っているのですが、緩和ケアチームにも所属しており、入院中の痛みのある患者さまの苦痛を和らげる活動を行っています。また、外来の診療についてがんに罹患されている患者さまで、苦痛がある方の看護や今後の治療など意思決定に関わる場面に立ち会ってサポートしています。続きをみる

資格を取得しようと思った理由またはきっかけは?

がんの診断を受けて以降、治療選択や療養場所の選択など、ステージの進行とともにいくつかの選択の場面が現れます。全く後悔のない選択ということは難しいのかもしれません。人生の最期にいい人生だったと振り返ることができればいいと思うのですが、そのためにはがんに罹患する以前のその方の人生のあり方も大きく関わることだと思います。しかし、できる限り納得のいく選択をしていただいて、穏やかな最期を迎えられるようにサポートしたいと考えたのが、資格を取得しようと思った理由です。続きをみる

がん看護専門看護師の資格を取得して良かったことは?

資格を取得する以前は、病棟で自分が所属する部署のみで勤務していました。資格を取得することで外来勤務となり、緩和ケアチームにも所属することとなりました。働き方が変わることで活動範囲が格段に広がり、それだけ多くの患者さまの看護をする機会を得ることができました。多くの患者さまと接することで多くの学ぶ機会を得ることができ、その学びをもっともっと還元していきたいと考えています。続きをみる

病院からの資格支援はありましたか?

私は当院に就職する以前に、すでに大学院で専門看護師のコースを終了していました。専門看護師の受験の要件の中で、専門看護師の6つの役割に相当する事例を求められるのですが、私にとっての病院からの資格支援としては、自由に事例を取らせていただいたことだと思います。当院にチャレンジを阻む風土がなかったということは、私にとってはとても大きな支援であったと思います。続きをみる

今後、どのような看護師を目指していますか?

現在は患者さまのサポートが活動のメインになっていますが、今後は患者さまはもちろんなのですが、看護職へのサポートももっとできればいいなと考えています。サポートの内容は教育活動だけでなく、日々、つらい状態の患者さまを試行錯誤を重ねながら、看護するスタッフの精神面のサポートなど、どのような方法が可能か模索中です。続きをみる

感染管理認定看護師のH.Kさん

内科病棟・外科病棟
2011年卒/社会保険船橋保健看護専門学校

自己紹介をお願いします

JCHO船橋中央病院、感染管理認定看護師H.Kです。看護師歴は11年目になります。

資格の業務内容について教えてください

感染管理とは、疫学や感染症学全般、関連法規などについて、専門的な知識を持ってサーベイランスや院内感染対策防止のためのシステム構築などを行い、患者のみならず職員を含めた院内全体の感染防止のための管理を行う仕事です。当院には専従の感染管理認定看護師がもう一名在籍しています。院内全体の感染管理業務を担当しておりますが、私は一部のサーベイランスやICTメンバーとしての活動、所属病棟での感染管理について、兼任の立場として感染管理に携わっております。続きをみる

資格を取得しようと思った理由またはきっかけは?

もともと感染症という分野に興味があり、ジェネラリストとしてではなく、スペシャリストとしてキャリアを積んでいきたいとおぼろげながらも学生時代より考えていました。入職後は当院で既に活躍されていた感染管理認定看護師の姿を実際に見て、より資格取得への想いが強くなったことを覚えています。

感染管理認定看護師の資格を取得して良かったことは?

感染管理認定は名前に管理がつく通り院内全体の感染対策を組織横断的に取り組んでいく立場であるため、資格取得前と比べて考えが柔軟になったり、視野が広がったように感じます。また、資格取得後もすぐに新型コロナウイルスが大流行してしまったこともあり、学んだ知識を即実践で活用できたこともタイミングとしてよかったなと感じています。続きをみる

病院からの資格支援はありましたか?

研修期間中も給与は支給され、金銭的な支援を卒業までの間いただきました。

今後、どのような看護師を目指していますか?

まだまだ資格取得から期間も浅く、経験不足を感じる場面が多々ありますが、これからもスキルアップを図り一人前の専従感染管理認定看護師として業務に携わっていきたいと思います。

摂食・嚥下障害看護認定看護師のS.Aさん

消化器外科病棟
2012年卒/河北総合病院看護専門学校

自己紹介をお願いします

こんにちは。消化器外科病棟に勤務しております。S.Aと申します。2021年12月に摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格を取得しました。

資格の業務内容について教えてください

資格の業務内容はいただいた摂食・嚥下障害患者さんの相談と対応、嚥下造影検査の実施、摂食嚥下委員会と摂食嚥下ケアチームの活動が主な業務内容です。

資格を取得しようと思った理由またはきっかけは?

資格を取得しようと思ったきっかけは、ある成功体験により、摂食嚥下の分野に興味を持ったことです。それは数年前、地域包括ケア病棟で勤務していた際、何年も食事を経口摂取できなかった患者さんが、嚥下訓練やリハビリテーションにより嚥下機能が改善し、経口摂取できるようになって退院された事例です。この事例により、看護の力で医師や理学療法士と協働し、患者さんの嚥下機能を高めることができることを目の当たりにし、専門的な知識を学びたいと思ったことが資格取得のきっかけです。続きをみる

摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格を取得して良かったことは?

資格を取得して良かったことはいろいろあります。中でも摂食・嚥下障害は違ったアプローチをしているとなかなか嚥下機能が改善してこないのですが、逆に正しいアプローチができているときは、嚥下機能が改善してきます。それらを自分で判断できるようになったことは、患者さんの早期回復を目指す観点から良かったと感じています。実は嚥下機能は脳神経と直結しているのですが、摂食・嚥下障害看護を学んだことで、脳機能の異常に対しても目を向けることができるようになったことは、資格を取得してよかったことの一つです。続きをみる

病院からの資格支援はありましたか?

病院からの支援は出張扱いにしていただいたので、通学にかかる交通費毎月の給与とボーナスは支給されました。また、コロナの影響で予定になかったホテル住まいを余儀なくされましたが、ホテル代も支給されました。なお、学費教科書や実習にかかる費用は自己負担です。

今後、どのような看護師を目指していますか?

今後どのような看護師を目指しているかについては、今資格を取得したばかりですので、まずは摂食・嚥下障害看護認定看護師として一人でも多くの患者さんの支援に当たることを目標としています。また、将来的には摂食・嚥下障害看護を通じて、専門看護師の資格を取得して、高齢者の権利擁護のために働いていきたいと思っています。続きをみる

特定行為研修修了者のI.Tさん

訪問看護ステーション
2004年卒/社会保険船橋保健看護専門学校

自己紹介をお願いします

私はI.Tと申します。私は現在、訪問看護ステーションの副看護師長として勤務しています。また、特定行為研修修了者として活動しています。

特定行為研修修了者の業務内容について教えてください

私は特定行為研修修了者として訪問看護業務と合わせて主治医から手順書が発行された利用者に対し、特定行為を実施しています。現在実施している特定行為は、インスリンの投与量の調整です。利用者のお宅へ訪問した際に、血糖値の変動や全身状態の観察を行い、インスリンの投与の調整が必要と判断した場合に、手順書に従って特定行為を実施します。続きをみる

特定行為研修を受講しようと思った理由は?

特定行為研修を受講しようと思った理由は、当時所属していた部署の看護師長、そして看護部長の勧めでした。当時は病棟で勤務していましたが、いずれは訪問看護ステーションで勤務したいと考えていたことを看護師長に伝えたところ、地域医療の場において、特定行為研修を修了した看護師が利用者にタイムリーにケアや処置を行える重要性を話してくださり、看護部長と面談の上、受講を決めました。続きをみる

特定行為研修を受講して良かったこと

まだ実施件数は少ないですが、手順書に従って特定行為を実施することによって、利用者さんと家族の外来受診回数を減らしたり、医師の負担軽減につながっていることが実感としてあります。また、研修の中で学んだフィジカルアセスメントや臨床推論から利用者さんの状態をより深く考えることができるようになったと実感しています。手順書を発行してくださった主治医からは、訪問時の利用者さんのアセスメントに対して助言をしてくださったり、時には感謝の言葉をいただくこともあり、研修終了後もまだまだ学ぶことが多いと実感しています。続きをみる

病院からの研修支援はありましたか?

研修の費用について、放送大学大学院の入学金と授業料は自己負担でした。しかし、演習実習についてはJCHOは自施設で行えるため、費用負担はありませんでした。JCHOの職員だからこそ受けられるメリットであると思います。放送大学での講義はオンラインでしたが、勤務時間内での受講を許可してくださったため、週一回は病院で受講できました。また、演習や実習は基本的に勤務終了後に行いましたが、指導してくださる医師や薬剤師の皆さんが熱心に指導してくださり、大変ではありましたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。続きをみる

今後、どのような看護師を目指していますか?

これからも学んだ知識や技術を生かして、利用者さんと家族が安心して地域で生活できるように訪問看護ステーションのスタッフとともに支援していきたいと思います。また、副看護師長かつ特定行為研修修了者として、これから資格取得をしようと考えているスタッフのサポートや、院内研修の支援、院内の患者さんや家族に対する相談助言など、船橋中央病院の看護がより良いものとなるように協力していきたいと思います。続きをみる

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