一人ひとりに合わせた教育プログラム
入職するとはじめに、職場に早く適応できるよう、病院・看護部の理念、病院規則、医療事故防止、接遇などを新人オリエンテーションで学びます。その後は看護師キャリア開発ラダーを手がかりに、自分で立てた目標に向かって主体的に学びます。
褥瘡予防とポジショニング(看護部勉強会、看護補助者も共に学びます)
一例としてご紹介
■【卒後1年目のイメージ】
「看護チームの一員として仕事ができる」ことを目指し、プリセプターシップによる学習支援を受けながら、病棟業務、看護計画の立案、救急カート・酸素の取り扱い、吸引などの技術を学びます。
■【卒後2年目のイメージ】
「チームメンバーとして力を発揮することができる」を目標に、看護過程の展開、メンバーシップについて、医療事故とその予防、救急蘇生法、摂食機能訓練などを行っていきます。
■【卒後3年目のイメージ】
卒後3年目になると、「新人の指導・援助ができる」「チームリーダーとしての役割を認識し行動ができる」「摂食機能訓練指導ができる」等、目指すことができます。
プリセプターシップにおける学習支援者の役割とかかわり方、リーダーシップの理論、問題解決技法、摂食・嚥下障害、口腔リハビリテーション等について学んでいきます。
スキルを磨ける勉強会・研修会
看護師としてのスキルを磨き続けるために、さまざまな勉強会や研修会、発表会などを開催しています。
【開催プログラム】
看護勉強会、病棟勉強会、精神科リハビリ勉強会、全職員研修会、研修発表会、心理勉強会、理学療法勉強会
看護勉強会(月1回)
質の高い看護を目指し、看護内容の検討、技術の確認を目的として、月に1回開催しています。事例検討、救急時の看護、薬について、事故防止(インシデント・アクシデントレポート)、感染対策、伝達講習などの内容を実施しています。
・病棟勉強会
看護実践に必要な、基本的な知識・技術を習得し、「社会人として」「看護師として」自律することを目標にした勉強会です。看病棟の係が中心となり、勉強会・カンファレンスについてプログラムを考え、実施および評価をします。
・精神科リハビリ勉強会(週1回)
精神障害者の立場に立って疾患・治療リハビリ・制度等を知るために毎週水曜日に行っている勉強会です。精神保健福祉法、疾患・治療・リハビリなどを学びます。
医療安全研修会(全職員対象)
インシデント・アクシデントレポートのまとめとレポート提出の傾向を分析しました。全職員に安全意識を高めるための研修です。
ポートフォリオを使ったプロジェクト学習
ポートフォリオを使ったプロジェクト学習は、画一的な勉強ではなく、ビジョンとゴールを掲げ、自身の探求心をもとに主体的に学びます。個人で、または先輩や上司とその歩みを振り返り、成長を確認することができます。精神看護で必要な、多様な価値観と看護師自身の人間理解の力、学びつづける力が早期に身に付き、穏やかな気持ちで患者さんに向き合う姿勢を養うことができます。
職種・職場の枠を越え、チームワークを高める研修会!
武蔵野中央病院では、全員参加の院内研修会を毎月実施しています。職場、職種の枠を越えた研修会で、職員の連携を深め、知識・技術を高めています。
救急、褥瘡、認知症のケア、言葉遣い、腰痛と予防法など、基礎から応用まで勉強会を実施。新人看護師も積極的に参加しており、発表も行っています。
フレッシュマン情報交換会
入職してまもないプラチナナースも昨年昇任した副主任も「新たな目標に向かって頑張る人」フレッシュマンです。