精神看護のやりがい
精神看護では、無表情や反応がない患者さまが日々の看護により、ちょっとしたしぐさや反応をしてくれたときにやりがいや喜びを感じられます。毎日、ベッドサイドで患者さんの行動を長く深く観察することで、患者さんの生活や人生を考えることができます。
急性期看護では、患者さんのことを考える時間はあまりありませんが、精神看護はじっくりと寄り添うことができます。患者さまが、大きな声を出すことを長く深く観察すれば、意味のある行動だと理解できたときも精神看護のやりがいです。
昔に比べて、薬が良くなり投薬のコントロールすることで、嚥下機能の低下を抑えて元気になり、ADLを維持させることも精神看護のやりがいです。
この森はアート空間
こころのリハビリに欠かせないのが、自然やアートのある環境です。当院では、「心の医療」「体の医療」とともに「自然・アート」にも力をいれています。
・自然豊かなリラックスできる環境
地下水脈や武蔵野の大木に抱かれた自然豊かな環境で過ごすことができます。本館の横には、樹齢100年の櫻の木があり、季節によって色どりを添えています。
・身近にアートを感じられる環境
院長によるバイオリンの演奏活動を行っています。内科病棟のベッドサイドでバイオリンを弾きながら廻り、リクエストされる曲を即座に弾く活動を続けています。昔のなつかしい曲に思わず目をうるませる患者さんの姿に、その都度感動を覚えます。
心と体の両面から支えます♪
武蔵野中央病院は、この地域にて「心と体の医療の結び目」として役割を担っています。体の病気でも心のケアが受けられ、心の病気でも体の治療やリハビリを受けられるのが、当院の大きな特徴です。
理学療法士と作業療法士による「心と体のリハビリ」や、看護部、栄養課、歯科による各病棟での「摂食機能評価」・「口腔リハビリテーション」などは、お年寄や心の障害をもつ方に喜ばれています。
喜ばれています、摂食嚥下機能療法、支援チームの活動
看護部では、口から食べることに障害のある方のために、摂食嚥下機能療法に力を入れています。心と体の医療を提供する当院ならではの看護です。口腔ケア、食事介助、摂食嚥下機能回復支援など、内科・精神科を問わず、「口から召し上がっていただく」ことを目標に、口腔リハビリテーションの技術の向上に励んでいます。摂食嚥下機能の評価とそれに見合った食形態の提供、さらに機能の回復を支援、多職種によるチームで病棟をラウンドします。
みんなで選んだ、かわいいユニホーム
看護職員が、「働きやすく」・「やる気が出る」ユニフォームにするため職員自身で、生地やデザインを決めてもらいました。キャラクターの刺繡が入って、とってもかわいいです。この他にも看護師は、4パターン(8色)の中から自分で選んだユニホームを自由に着替えて毎日のケアにあたっています。