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東京女子医科大学病院の先輩インタビュー(看護部 新卒採用)

東京女子医科大学病院
  • 大学病院
  • 東京都新宿区
  • 奨学金あり
  • 充実の教育制度
  • キャリアアップ支援あり
  • 寮あり
  • 駅が近い
  • 保育施設あり
東京都新宿区にある大学病院!最先端・専門性の高い看護が学べる
看護師 1167人
病床数 1379床
看護体制

一般病棟入院基本料:7対1

東京女子医科大学病院の先輩インタビュー

看護師6年目のKさん

ICU
2015年卒/東京女子医科大学

現在の職場と看護師経験について教えて下さい

ICUに勤務しだして6年目になります。心臓血管外科の術後や多臓器不全の方など、重症な管理が必要な患者さんを受け持っています。また、ここ数年では子どもの看護を主に行っていて、子供の看護を行っていると熱が少し上がっただけだったり、本人の体位が苦痛だったりするだけで、脈拍や呼吸数が上がったりするので、そこの看護をすることがとても大変ですが、子供の笑顔だったり、子供が元気になっていく姿を見ると、とても私もやりがいがあるなというふうに感じます。 続きをみる

どのように新人に声掛けをしていますか?

昨年度から新人教育係をやらせていただいています。日々職場では勉強会を新人教育係で開催したりして、チーフと新人看護師などの橋渡しをできるように心がけています。また、ICUでは専門性の高いスタッフや認定看護師などの先輩がたくさんいるので、その人の力を借りながら新人看護師にみんなで統一した関わりができるようにみんなで頑張っています。手紙を通して日々頑張っているね。困っていることがあれば、いつでも声をかけていいからねと新人に伝えるようにしています。続きをみる

どうして手紙で伝えるのですか?

もらうことの嬉しさを、自分も新人の時に実感したので、私自身も手紙を通して新人に伝えるようにしているからです。

後輩指導のためのプリセプター研修は活かされていますか?

少し前から新人教育が大きく変わって、その後のプリセクター研修に参加させていただいたのですが、プリセプター研修を参加することで新人の自主性をあの大切にしていく関わりが必要だと研修で学びました。新人の子から清拭をしたいと自主的に声をかけてくれることもあります。最初はとても緊張していて、まずはどこから手を出せばよいかわからないような状態なのですが、一つ一つ声をかけながら一緒に行うこともあります。新人が安心して患者さんと関わっているときの表情を見るのが、私も嬉しいです。 続きをみる

新人が行った印象的な看護について教えてください

新人の頃は結構いろいろな患者さんの不安だったりを引き出してくることがとても多くて最近だと患者さんがICUに長期入院されていて、ストレスが溜まっている方のあの不安を引き出して、それを伝えて、私にどうしたらいいんでしょう?って聞いてきたことがあったんですけれども、私たちの看護は結構固定化されてしまうことが多いかなっていうふうに感じているのでそれはやっぱり新人だからこそ、患者さんも声をかけることができたのだと思います。新人の患者さんの関わりとかを見ると、自分自身も見習わなきゃいけないなっていうふうに思います。 続きをみる

あなたが新人だったころの様子を教えて下さい

新人の時は、まず自分の配属された部署に入った時は点滴がたくさんついた患者さんがたくさんいたので、とても衝撃を受けたことが印象です。日々毎日先輩の後ろを追いかけながらついていくのがとても大変でした。
少しずつ日々良くなっていく患者さんであったり、患者さんからありがとうって言われた時はとても嬉しいなと思って、そこを糧にに頑張っていました。先輩の看護のストイックさに自分も圧倒されながら日々頑張っていました。
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新人の頃と比べて成長したと思うことは何ですか?

日々患者さんに良くなってもらうためにリハビリとかを頑張ってもらうのですけれども、やはり患者さんはリハビリをするのはとても苦痛な方が多いので、その中でも少しでもリラクゼーションが図れるように、リハビリをしながら足浴をしたりとか、患者さんが少しでもそこで安楽となるような関わりを自分自身は意識して関わっていました。
その患者さんのゴール目標を一緒に共有するようにしてます。端座位といってまずはベッドの端に座ることから始めます。端座位ができたら、その後はまずは立ってみること、その後に車椅子に座ること、その後に歩くことといった少しずつ本当に一日一日のペースでステップアップできるようにしています。そうすることで、患者さんも自分自身は今日ここまでできたっていう患者さん自身の成功体験にもなりますし、自分自身もそこまでできたっていう自分自身の目標達成にもなるので、お互いそれはいいなと思っています。
ICUではやっぱり結構自分の体の面だったり、不安が強い患者さんが多いので、なかなかそこのフィードバックは得ることは少ないのですけれども病棟の都合がよければ、患者さんのもとに会いに行くこともあります。そうすると、ICUの時とは別人のようなとても良い表情をして生活をされているので、それを見るととても嬉しくなります。
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理想の看護師像に近づいていますか?

少しずつだと思いますが、近づいていることはできているのかなと思ってます。
患者さんを心体面、精神面、スピリチュアルな面、社会面の四つの面から捉えることを意識していますがここ最近ではそれが関わって関わり合っているんだなっていうのを、より実感してくるようになってます。前日までとても表情の良かった患者さんが次の日に職場に行ってみるととても不安な顔をしていて、話を聞いてみるとその前日の夜に不整脈が多く出ていて、そこに患者さんはとても心配だったようでした。そこから私は身体面と精神面というのはつながっているなというふうにより実感した患者さんとの関わりでした。不安だけを傾聴するのではなくて、それ以外にも身体面の不整脈の治療を先生と一緒に考えたりしていくのもとても大切なんだなというふうに感じた一つでした。
患者さんが安心に生活きるようにサポートしていくことが、自分の中の理想の看護師像だと思っています。
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看護師13年目のOさん

入退院支援室
2008年卒/鳳凰高等学校 看護学科

今まで経験した看護領域を教えてください

1、2年目の時は眼科、耳鼻咽喉科で勤務しておりました。大学病院なので、本当に大きい疾患の手術とかもあって、術後の管理とかも本当に大変でという1、2年目なのもあって、勉強の方が専門的な本もなくて勉強するのが本当に大変でした。

一番印象に残っている看護について

循環器内科の病棟で入退院支援をリンクナースで関わらせてもらった時に、90歳の心不全の歩けない緊急入院で来たおじいさまが独居だけれどもお家に帰りたいって言ったところで息子さんとかにアプローチをして、介護のサポート状況はどうかとか、あと在宅のサービスをどういうのを入れようかっていうふうにして調整をして介した患者さながまあ帰った時に、エレベーターの鏡越しに拝んで帰っていかれた姿が、本当に自分の中で印象に残っていて、今まで本当に日々がむしゃらに仕事をしてきた、楽しいまでいかなくて、がむしゃらにやってきたところが「本当に楽しい看護してるなぁ」ってすごく感じたエピソードですね。続きをみる

現在はどんな部署に所属していますか?

今の部署が医療連携入退院支援部というところに所属しておりまして、入退院支援専任看護師の13人のナースと一緒に仕事をしています。患者さんの意思決定支援から家に帰る調整まで患者さんと関わっていったり、なかなかケースが難しいところも先生を巻き込みながら、患者さんの人生どういうふうに先過ごしていけるかなというふうに話をしながら介入していけるのがすごく楽しい部署になってます。 続きをみる

入退院支援室で働くことの醍醐味はなんですか?

本当に重いケースもたくさんあって、なかなか意思決定支援だったりとかも、すごく大変なところにはなってくるので、自分の精神的なところも削られていくところもあるのですけれども、きつい思いも感じながらも、やっぱり最後は患者さんが安心して安全にお家に帰れるっていったところが、家族や患者さんから「お家に帰って良かった」と言ってもらえることが自分の中でも力になっているところで周りの先輩たちもそこを難しいケースも共有しながら一緒に学べていけているしママさんたちもいっぱいいるので、自分が子どもが熱が出たときにも、ケースを申し送りながらとか、手伝ってもらいながら一緒に頑張って働いています。 続きをみる

仕事の上で大切にしていることはなんですか?

やっぱり患者さんのことがやっぱり第一で、患者さんと家族の気持ちになって、一緒に考えていく、今後、この人の人生どういうふうにやったら、最善な道かなっていうのを一緒に考えていけるような看護師でありたいと思います。

仕事と育児の両立はどのようにできましたか?

母が看護師をしておりまして幼少期まで夜勤をやっていたのが、自分の中では本当に寂しかったなという思いがあるので、自分の子供が生まれた時にはなるべく子供と一緒にいたいという思いもあって時短勤務を2人目以降は使わせてもらって勤務してきました。幼少期熱をよく出して、あの休むことも多々あって、本当に自分がいることで周りに迷惑をかけてしまうので、ここにいる必要性というのがすごい感じられなくなる時もありました。市長さんたちは自分の子育ての経験が大変だったからこそ、私たちには「ちゃんとお休み取りなさいよ」とか、「子供が第一、優先だよ」と「今しかいないよ、お母さんしかいないよ」っていうふうにすごくお母さんの気持ちになって、本当に自分の母のような感じであの市長さんたち、本当によくしてくださって、あの本当に快適にというか、あの仕事を本当にさせてもらえました。 続きをみる

家族のサポートはありましたか?

まあ、自分がどんどん楽しくなっていっちゃうとあの仕事が楽しいとその残業が増えていっちゃって主人の方に家の近くの方の病院であの勤務してもいいんじゃないかと言われたりもしていたのですが、私が今の部署にいて、本当に仕事は大変だけれども、みんなと一緒に働ける環境がとても私的に居心地が良くて、楽しく仕事ができるって言ったところを旦那にアピールをして、旦那からも「そんななかなかそういう職場ってないよね」と言ってくれて、旦那のサポートも今ありながら、仕事ができている状況です。 続きをみる

コロナ禍で工夫していることは何ですか?

今、コロナ禍で対面ができなくなってきているので地域の方たちといち早くZoomを取り入れて、地域の方たちと一緒に退院前のカンファレンスをやっていたり、地域といいケアつなぐ会を開き女子医大で先生も巻き込みながら、地域と一緒にズームで会議を大きな会議をしたりというのも、うちの部署で企画をして、配信してたりとかしていますね。続きをみる

楽しそうですね

はい、楽しくやらせてもらってます。

看護師1年目のSさん

糖尿病代謝内科・腎臓内科
2020年卒/金沢大学大学院

東京女子医大を選んだ理由は?

大学院時代に1型糖尿病の研究をしていたので、その1型糖尿病の患者数が日本で一番多いと聞いた女子医大を選びました。

病院見学やインターンシップで特に良かったことは?

インターンシップで病棟の雰囲気を見てとてもいいなって思ったのと、あとは外来の見学もさせていただいて、フットケアの外来で看護師さんがしているケアを実際に見学して、その看護師さんのコミュニケーション技術とか、あとは看護技術のすごさに触れることがあったというのが大きいですね。

メールナース会は自分にとってどんな存在ですか?

女子大にはメールナース会というものがございまして、メールナース会で院内に付属している様々な部署から、あの男性看護師が集まっていまして、そこでいろいろ話し合いとかするのですが、普段は会うことがない男性看護師との触れ合いの機会になりましたし、やはり男性看護師って少ないところで、男性の少ない中でも協力し合える場所がすごく心強かったですね。自分の居場所になっているという感じがとてもあります。続きをみる

休みは取れていますか

おやすみはしっかりとれています。やはり最初の頃はお家に帰って、疲れて寝るという生活だったのですが、大体6月頃からだいぶ分ズムを掴めて慣れてきました。6月頃、自分のリズムができてきてからは、自分の趣味である映画や漫画を見る時間もできましたし、お休みの日は、特に女子医大の図書館がとても綺麗で、いろいろな本とか文献もあって、そこでお休みの日ゆっくりと過ごすことも多いです。続きをみる

夜勤はいつから始まりますか?

夜勤はと5月頃から最初の1回は先輩と一緒に入って先輩のフォローをするという形で始まりまして、2回目から受け持ちが始まりました。最初は3人ぐらいだったかなと思います。「大変だ、夜勤だな」と思ったのですが、患者さんに危険が及ばないように先輩と密に調節をしていただいて、安心して夜勤に入ることができました。あとは受け持ちの人数が最初は3人から始まったのですが、だんだん増えていきまして、現在は11人前後ぐらいの受け持ちになっています。続きをみる

入職から1年経っていかがですか?

最初は複雑な難しい患者さんは、先輩が受け持っていたのですが、だんだんとその先輩のフォローも外れてきて、今はだいぶ重症度の高い患者さんも、受け持たせていただいているようになっています。あとは結構コミュニケーションが難しい患者さんに対してもだんだん自信がついて対応ができるかなと思います。それに伴って自信も結構ついてきましたね。最初は業務をこなすことで精一杯だったのですが、今は空いた時間を使って患者さんとお話をしたりする時間が作れるようになりました。 続きをみる

病棟の雰囲気を教えてください

正直、最初入職した時に新型コロナウイルスの影響で糖尿病センターというものが一回廃止になってしまって、現在の病棟に配属になったのですが、1年経ってもともと糖尿病センターにいた先輩看護師さんたちが、うちの腎臓内科に入ってきてくださって、もともと学びたかった糖尿病のこと、勉強、看護が色々今学べているという状況ですね。
最初腎臓内科だったっていうことで、腎臓内科のそこに特化した先輩たちからいろいろ学びをいただくこともできていています。やはり腎臓と糖尿病は切っても切れない関係があると思っているため、糖尿病に関わる勉強モチベーションを維持しつつ、腎臓と糖尿病を関連付けた勉強ができていると思います。
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1年経って看護師として嬉しいと感じた瞬間を教えてください

1年生としてプライマリーという担当の患者さんを持つということが、始まりまして、その中で初発の一型糖尿病の男性を受け持ちました。その方は外国の方でして、日本と違う文化ですごい苦労をしている中で、糖尿病の発症っていうことだったので、その人の葛藤とか苦悩とかもあったのですが、葛藤や苦悩に寄り添って、その人の退院後の生活リズムを考えて、よく一生懸命関わって、いろいろ教育とかもしていました。それから最後のタイミングで、奥さんと本人にありがとうっていう言葉を伝えていただけたということが大きいですし、次回の外来で外来の記録を見たときに、自分でしっかりと血糖コントロールやかンスリンもできていて、実際血糖値の値も少し落ち着いていたというのがとても嬉しいエピソードです。 続きをみる

看護の核となっているものは何ですか?

学生時代に出会った1型糖尿病の子供たちです。学生時代に一型糖尿病のサマーキャンプというものを、自分の大学出身大学が開催していまして、そこで最初はボランティアとしてサマーキャンプに参加してそこで1型糖尿病の子どもたちと触れ合った、出会ったことがきっかけです。やっぱり大人でもインスリンや血糖コントロールをうまくできなくて生活に溶け込めなくてコンプライアンスが不良になってしまうという方も多いのですが、そこで学生時代に出会った1型糖尿病の子供たちです。学生時代に一型糖尿病のサマーキャンプというものを、自分の大学出身大学が開催していまして、そこで最初はボランティアとしてサマーキャンプに参加してそこで1型糖尿病の子どもたちと触れ合った、出会ったことがきっかけです。やっぱり大人でもインスリンや血糖コントロールをうまくできなくて生活に溶け込めなくてコンプライアンスが不良になってしまうという方も多いのですが、そこで逢った子どもたちは自分で血糖管理、インスリンを小学生とかでもちゃんとしていて、そういう現場を見たということが、今のあの看護の核に繋がっているきっかけなっているかなと思います。あとは大学院に進学しまして、その主催している研究室に進んだので、次はボランティアから主催側、開催側ということで、サマーキャンプに関わらせていただきまして、そこで自分の教わっていた教授の、人柄に触れることもできまして、その1型糖尿病の子どもたちが大人になった時に、まあ報告し合える場所、憩いの場所っていう場所を提供できているということについて、すごくいいことだなと思いました。 続きをみる

これからのキャリアで目指していくもの何ですか

そうですね。今の臨床もとても楽しいのですが、やはりもう一つ、教える立場になるということももう一つの方向性として考えています。あとは、女子医大の先生を目当てに来る患者さんというのも多いと思うのですが、それと一緒に女子医大の外来看護師とか、女子医大の病棟の看護師に対して、この人がいいと目当てに来る患者さんが増えると嬉しいかなって夢が広がります。 続きをみる

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