先端医療を学び実践できる環境

国立大学研究所の附属病院
当院は、国立大学の研究所に付属する病院です。血液疾患、消化器疾患、がんなどをはじめ難治性疾患の治療法や先端医療の開発と実践を行っています。一方で、地域の方々の健康を守る一般病院としての面もあります。122床と規模が小さいため、丁寧にゆっくり患者さまと向き合って看護を提供できる環境です。
国立大学のネットワーク
当院は、全国42大学45病院の国立大学病院ネットワークに属しています。当院で経験できない領域を、他の国立大学病院で2年間勤務して学ぶことができます。東京大学医学部附属病院とも、研修や人事交流を行っています。
看護提供体制
看護方式(プライマリーナーシング&ペア・システム)
当院では、患者さま一人ひとりに質の高い看護を提供するため、プライマリーナーシングとペア・システムを組み合わせています。
■ペア・システム
2人1組となって看護を提供するシステムで、安全で質の高い看護を提供できます。わからないことはすぐに先輩に相談できるため、新人看護師にとっては安心です。さまざまな経験のある先輩と働くことで、専門性を高めながらの成長も期待できます。
■プライマリーナーシング
受け持ち看護師が入院から退院まで中心となって看護計画を立てられるため、患者さまとの信頼関係を築きやすく、効果的で継続的な看護を提供できます。看護師自身のやりがいと責任感にもつながります。
チーム医療
当院では、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士によるさまざまな多職種チームが組織横断的に活動しています。わからないことは他職種に相談しやすい環境にあるため、それぞれのスタッフが専門性を発揮し、よりよい医療の提供に取り組んでいます。
看護部としての使命~教育・研究・社会活動~
当院の看護部では社会貢献として、院外の看護師・看護学生の教育、医学・専門職教育、その他、市民の方々などの教育のため、講師派遣や実習の受け入れを行っています。看護に関する研究を行い、学会活動や研究発表も奨励しています。
■看護継続教育
日本看護協会や都道府県看護協会をはじめ、さまざまな教育研修機関が行う講義・研修への講師派遣、専門看護師・認定看護師教育課程の実習の受け入れを行っています。
■看護基礎教育
看護学実習の受け入れや教育機関の要請に応じてHIVコーディネーターやトランスレーショナルリサーチコーディネーターなどの講師派遣を行っています。