★2023年11月！新病院がオープンしました★
2023年11月1日に救急医療センターと精神科医療センターが統合し、千葉県総合救急災害医療センターとして幕張新都心に新病院がオープンしました。重篤な病状や特殊な疾病などにも対応する高度救命救急センターの機能に加え、重症の精神科救急患者への診療機能を併せ持っています。千葉県民の健康と安全を守るため、県内救急医療の最後の砦としての役割を担い、災害時においても身体と精神の両面の災害医療を提供しています。
救急医療
当センターは、 高度救命救急センターとして最高レベルの救急医療を提供しています。急性心筋梗塞、脳卒中、急性大動脈解離などの重症急性疾患に加え、多発外傷、重症熱傷、急性中毒、指肢切断などの特殊疾患にも対応しています。一般の病院では診療が困難な事例にも対応できる医療スタッフを揃え、専門的な医療を提供できる体制となっています。
精神科医療
24時間365日体制で精神科救急患者の受け入れを行い、精神科救急情報センターによる精神科救急基幹病院間のコーディネートを支援しています。入院した急性期患者は退院まで治療し、退院後の在宅ケアも一貫して取り組んでいます。
精神科在宅ケア支援訪問では、医療・福祉サービスを必要とする単身者や高齢者などの通院患者に対して、多職種チームで自宅訪問しています。救急在宅医療の強化としてアウトリーチセンターによる退院後の施設・在宅への支援を行っています。
災害医療
防災棟や地上ヘリポートを整備し、迅速なトリアージや搬送を行っており、病院機能を維持するための非常用電源や飲料水などを配備しています。院内エントランスなどにも医療用ガス配管を置き、緊急時の患者収容能力を強化しています。災害発生時には複数のDMAT（災害派遣医療チーム）とDPAT（災害派遣精神医療チーム ）を当センター内で同時に運用し、身体と精神の両面にわたる包括的な医療を提供します。
活躍の場は無限大∞専門性の高い看護が身につきます！
千葉県病院局では、県立5病院を運営しています。高度で専門性の高い医療を提供する「がんセンター」「千葉県総合救急災害医療センター」「こども病院」、高度医療と地域医療機能を併せ持つ「循環器病センター」、地域の中核病院としての役割を担う「佐原病院」があります。高い専門性と機能性を追求し、県民にとって必要な医療を提供しています。
各病院で基礎研修、専門研修、役割別研修に分類して研修を実施し、段階的にステップアップできる教育体制を整えています。看護師として生涯学習できるよう、それぞれに合わせたキャリア形成を支援します。一人ひとりが自分のスキルを磨き、活躍できる場所がここにあります！