当院の新人教育をご紹介します
入職後のローテーション研修は、さまざまな部署で学びながら、自分に最適な部署を探せる機会となります。e-ラーニングも併用しながら、エビデンスに基づいたケアを身につけていきます。パートナーの先輩からタイムリーなジョブトレーニングを受け、自己の成長を実感できる研修プログラムになっています。
【基礎看護技術集合研修】
基礎看護技術の中で各病棟に共通する技術について、入職から2週間かけて集合教育の中で演習します。
【ローテーション研修】
「病院内の各看護単位の役割を理解し、看護職員としての自覚を持つ」を目的に内科系・外科系・手術室・外来・透析室・回復期リハビリテーション・地域包括ケアを10週間ローテーションします。
9・10月 ~夜勤を経験・多重課題にのぞむ~

【フィジカルアセスメント(生理編・臨床編)】
患者さまの訴えや症状を、理論に基づいて理解し、次のケアに結びつけます。
【6ヶ月フォローアップ研修】
夜勤業務が始まり、複数の患者さまを受け持ちケアします。多重課題について適切な判断ができるように、知識と技術を確認します。
【シミュレーション研修】
シナリオを設定し、先輩が模擬患者となり優先順位の判断、他者への協力依頼、適切な看護業務遂行について確認していきます。
1月・3月 ~ケーススタディ・看護観をまとめる~

【看護過程の展開】
今までケアを振り返りながら、看護計画を立案していきます。グループワークで同僚とも交流します。
【看護観プレゼンテーション】
これまでの経験から看護観を自分の言葉で語り、それぞれの看護のやりがいを共有します。

充実の継続教育で確実にキャリアアップ!
2本立てのラダー研修
当院のラダー研修は、クリニカルラダーとOJTラダーの2本立てで構成されています。ラダーごとの到達目標に沿って学び成長する事で、一人ひとりの看護師がステップアップできる体制を整えています。
院内認定制度


看護の質を高めるために、クリニカルラダーの研修と並行して、インジェクション、BLSなどの院内認定制度を実施しています。すべての看護師が安全かつ統一されたレベルで患者さまに対応できるように作られた制度です。
一定の条件を満たした看護師は認定試験の受験資格が得られます。筆記試験と実技試験に合格すると、認定証と認定シールが授受されます。
キャリアアップ
実践を積んできた看護師が、認定・専門看護師や看護学士など、専門的な資格を取得してキャリアアップできる教育支援制度があります。各専門領域の研修ではスペシャリストたちがその知識と技術を活かした質の高い実践教育を行っています。