PNS看護提供方式
安心・安全のためのパートナーシップマインド
玉川病院看護部では、2014年12月から段階的にPNS方式をもとに看護ケアを行っています。PNSは、看護師2人がペアになり、協働してケアを行う二人三脚型です。相手の知識や技術を実践的に学び、お互いが協力し合いながら業務の効率化を図ることができます。相手を思いやり与える心をもって、他者に依存するのではなく自ら考える力をつけていくことが大切です。安心、安全な看護を提供できると共に人材育成にもつながります。
専門的なキャリアや資格を取得できる教育支援制度
看護教育では「看護実践力」、「人間関係力」、「マネージメント能力」、「教育研究能力」の4つの力を柱としています。実践を積んできた看護師が、認定看護師、専門看護師や看護学士など専門的な資格を取得してキャリアアップできる教育支援制度を設けています。また、特定行為研修では指定研修機関として認定されているため、医師と協力し看護のスペシャリストが知識と技術を活かして、質の高い実践教育を行っています。
【当院で活躍する専門認定看護師】
●老人看護
●皮膚・排泄ケア
●緩和ケア
●糖尿病看護
●摂食・嚥下障害看護
●認知症看護
●感染管理
地域との「つながり」を大切に
看護部では地域との「つながり」を大切にしています。地域活動、職業体験、市民講座などの活動を通し、地域社会の発展に貢献できる看護部を目指しています。
看護の日
毎年5月に行われる「看護ふれあいDay」は、病院と地域の方のふれあいをコンセプトに2000年から続いているイベントです。健康チェック、看護相談、栄養相談などを通し、健康管理のお手伝いをしています。
市民講座
地域の健康維持・増進を目的に地域機関と協業しながら、世田谷区を中心とした区民の皆さまを対象に医療講座を実施しています。診療(治療)の場面だけでなく、地域社会に貢献できる看護部を目指しています。
職業体験
中学生、高校生を対象とした職業体験の受け入れを行っています。体験活動は、豊かな人間性、自ら学び、自ら考える力など、子どもたちの成長にかかせないものだと思います。将来医療職を目指すひとつのきっかけとして、未来プロジェクトに貢献していきたいと思っています。