池上総合病院の先輩インタビュー
1.憧れの東京暮らしも寮に入って安心にスタート。コミュニケーションが取りやすく、明るい雰囲気の病院です
瀬尾さん〈2年目・外科内科〉
池上総合病院に入職したきっかけは?
私は富山県の出身で、地元の看護学校を卒業したら東京の病院に入職したいと思っていました。都内にあり、駅から近く、寮があるところを探して見つけたのが池上総合病院でした。面接のときに見学をしましたが、明るくて雰囲気が良さそうな病院だなというのが第一印象です。お話をしたのは面接の方だけですが、スタッフ皆さんのお顔を見ると優しそうで安心しました。
職場の雰囲気など、実際に働いてみた印象は?
入職後すぐに研修があって、手技も丁寧に教えてくださいました。最初の1年はペアの人がついてくれてありがたかったです。注射も同期で練習したり、先輩方が腕を貸してくれたり。わからないことがあったら、すぐに聞ける雰囲気もあり、安心して働くことができました。
池上総合病院の良いところは?
仕事も親元を離れて一人暮らしするのも、すべてが初めてで不安もありましたが、いろいろな体制が整っていたので安心して入職することができました。駅から歩いて1分という便利さも私にとっては魅力! これは患者さまにとっても、私たちのように仕事をするスタッフにとってもいいことだと思っています。
2.奨学金は一人前になるためのモチベーション!もっと成長していきたいと思える職場です
百井さん〈3年目・外科系〉
池上総合病院に入職したきっかけは?
看護学校に在学中いろいろな病院を見学しましたが、奨学金が3年次から受けられ、しかも1年次まで遡っていただけるというところに魅力を感じました。また、面接の後、その日のうちに合格の連絡をいただいて、レスポンスの早さにも好感を持てました
看護部長さんとは見学時にお話しをさせていただき、学校の成績のことで、「この教科は成績が落ち気味だけど、どうしたの?」と聞かれたりしました。最初のころの成績だったので、勉強方法を探していたんですと答えたら、それはそうだよねって言ってくれて。1年生のときの成績はあまりよくなかったので自分でも気になっていたんですが、正直に答えたら、真摯に答えてくださったので、より一層信頼感が高まりました。
職場の雰囲気など、実際に働いてみた印象は?
師長はこの病院で唯一の男性ですが、見学のときに病棟の特徴を教えてくれました。いいことだけをいうのではなく、「1年目は大変だけど」と正直に言ってくれたので、このときに覚悟のようなものが芽生えたと思います。
池上総合病院の良いところは?
充実した奨学金制度です。もちろん、奨学金を出していただく分、仕事をするという条件はありますが、それが一つのモチベシーションになりますし、続けることで経験も積み重ねられます。私は実家から通っていますが、親元を離れて入職するならば寮もあるので安心だと思います。寮にはデイルームのようなスペースがあって、クリスマスパーティーや送別会を開いたり、大きいテレビがあるシアタールームのような部屋もあります。スタッフ同士の親交を深められる場所になっていますよ。
3.苦手なことを克服できたのは周りのサポートがあってこそ
松浦さん〈2年目・外科系〉
池上総合病院に入職したきっかけは?
高校を卒業後、介護の仕事をしていたのですが、看護師としてもっといろいろな患者さんのケアをしたいと思い、看護師を目指しました。他の病院で准看護師としてアルバイトをしながら看護学校に通いました。池上総合病院は、学校に通っている間、奨学金を出していただいて、卒業後そのまま病院で働いているという形になります。 見学をしたときに感じたのは、施設そのものが明るくてきれいだなということ。説明もわかりやすくて安心できたので、ここで働きたいなと思いました。
職場の雰囲気など、実際に働いてみた印象は?
入職して3週間、1年生だけの研修があったのですが、観察の仕方や救急対応など基本的なことを学ぶことができました。病棟の配属になってからも、先輩と2人で動くので、ひとりでいるより安心感があります。段階に応じた教育制度が用意されているので、意識していなくても少しずつスキルアップはしていけます。
池上総合病院の良いところは?
ペアで動くというところですね。新人でも一人で考えて動かなければいけない場面はありますが、やはり先輩がいてくれると安心して業務にあたれます。それと、みんな優しくて、話しやすい雰囲気もあります。そこはアピールポイントだと思っています。
4.男性看護師ものびのびと仕事ができる職場
関谷さん〈3年目・内科系〉
池上総合病院に入職したきっかけは?
男性看護師はまだまだ少ないので、男性の看護師が集まって話す機会がある病院がいいなと思っていました。学校の担当者にそのことを話したら、池上総合病院には男性看護師の会があるよと教えてくれました。また、2年目で必ず異動があるというのを聞いて、若いうちに色々なことにチャレンジできるのは魅力的だなと思いました。
職場の雰囲気など、実際に働いてみた印象は?
1年目にペアの人がついてくれるので、とても心強かったですね。現場で起こっていることに対して、すぐに教えてもらえるのはありがたかったです。自分で、できることがあれば先輩に確認しながら、どんどんチャレンジできます。看護師も医療者なので、その責任を感じつつ誇りに思えるような場面があります。
池上総合病院の良いところは?
是非、アピールしたいのはペアの人が必ずいるという点です。1年目で仕事をする上で、心強い味方になってくれます。安心して入職できる環境が整っていると思います。男性看護師も働きやすい職場なので、どんどん入職してきてください!
5.「この手術室なら安心して手術を任せられる」を目標に
伊東さん〈手術室認定看護師〉
患者さまにとって「手術」は、人生の中でも、そう数多くない大イベントだと思います。患者さまにとっては、全身麻酔がかかってしまうため、意識がない中で手術中を過ごしていただくことが大半です。だからこそ患者さまの代弁者、擁護者として手術という大切な場面で、患者さまのそばで支えていくことが手術室看護師の役割だと、私は考えています。手術看護認定看護師の役割は医師をはじめとした他職種と連携し、手術を受ける患者さまの安全を守ることです。この病院に来てまだ間もないですが、私も患者さまにとって手術室が苦痛の場とならないように、安全な手術を受けられるように関わっていきたいです。「この手術室なら安心して手術を任せられる!」「ありがとう!」と言っていただけることを目標に頑張ります。
6.病院に関わるすべての人々を感染から守ること
稲川さん〈感染管理認定看護師〉
「感染管理」という言葉はあまり知られてはいないのではないかと思います。感染管理とは、病院を利用する患者さまやそのご家族や面会に来られる方、医療スタッフや病院運営に関わるスタッフなど病院に関わるすべての人々を感染から守ることです。患者さまに提供される医療には、必ず感染対策が組み込まれています。感染対策は、安全で質の高い医療を提供するうえでとても大切です。関連する範囲が、とてつもなく広い分野ではありますが、やりがいを感じて感染管理認定看護師を目指しました。活動としては、週に一度の院内ラウンドを実施するとともに、自部署の感染対策の改善に取り組んでいます。医師・看護師・コメディカルや事務など各部門と連携し、病院全体の医療の質の向上を継続的に行い、皆様が安心して池上総合病院を利用していただけるよう活動していきたいと思います。
7.その人らしい人生を送るためのサポートができるよう、日々努力したいと思っています
小池さん〈緩和ケア認定看護師〉
もともと緩和ケアに興味があり「自分自身の知識・技術を根拠に基づいたものにしたい、ケアが必要な患者さまやご家族に対し、より専門的で個別的な介入ができるようになりたい」と思い認定看護師を目指しました。緩和ケア認定看護師は、疾患過程や治療に伴う疼痛や呼吸困難、嘔気、浮腫などの身体症状、うつやせん妄などの精神症状など幅広い苦痛の緩和や、疾患過程で患者とその家族が抱えるストレスや様々な心のつらさに対応しています。現在は、看護外来でがん患者管理指導料の算定と共に、患者や家族からの相談に応じたり、主治医やスタッフからの依頼で、症状コントロールの相談や直接的ケアを行っています。「早期からの緩和ケア」、つまり診断期からの介入が患者さまの人生のQOLを向上させることが明らかになっています。緩和ケアは終末期のものだけではありません。必要なときに必要なケアを受けられるよう、その人らしい人生を送るためのサポートができるよう、日々努力したいと思っています。
8.自信をもって看護ができる看護師に
山﨑さん〈集中ケア認定看護師〉
認定看護師になりたかった理由
クリティカルケア看護の対象は、内科系、外科系、発達段階を問わず、複雑な病態を示す急性重症疾患や症候群の患者さまたちです。 急性に変化する病態の中で、それに直面した患者・家族はとてもストレスを感じ不安を抱えて入院生活を送られています。 CICUに勤務して、そのような重症患者さまと関わる中で、クリティカルケア看護の根拠をもって、自信をもって看護ができる看護師になりたいと思ったことがきっかけです。
フォローアップ体制
所属長に認定看護師の学校を受験することを相談しました。学校に合格したのちには、約半年の期間、出張として学校に通学し、無事に卒業することができました。
当時、当院には認定看護師は在籍しておらず、受験や学校生活などの相談はできませんでした。現在は6分野の認定看護師が在籍しており、新たに資格取得のために学校に通っているスタッフもいます。相談もしやすく、病院としての支援も受けやすい環境になっていると思います。
役割
実践、指導、相談の3つの役割があります。
活動
当院での主な活動として、RST(呼吸サポートチーム)の活動があります。
RSTは医師、看護師、臨床工学士、理学療法士を中心に他職種でチームを作り、呼吸器の専門的知識を持ち寄り、院内における呼吸療法が安全で効果的に行われるようにサポートするチームのことです。当院では、毎週金曜日に人工呼吸器装着患者に対し、人工呼吸器が正しく作動しているか、正しく装着してあるか、人工呼吸器管理が問題無く行われているかについて院内をラウンドし、人工呼吸器装着中の患者のトラブル解決や、人工呼吸器離脱に向けて、助言やサポートを行っています。
また、院内で認定看護師による専門的な研修を年間通じて実施しており、今年度より公開講座も開設しました。活動の幅を広げています。