公益財団法人がん研究会 有明病院の特色
チーム医療

「チーム」というのは時に想像を超える力に
専門知識を持った「個」が連携し、一人の患者さまを「チーム」で支える。よりよい医療と安心をすべての人にお届けします。
【チーム医療の特徴】
患者さまを中心に医師、看護師、管理栄養士、薬剤師などが集まり、その中で看護師は様々な専門スタッフと患者さまをつなぐ要となる存在です。常に患者さまの側にいるからこそ得られる情報をチームと共有することで、それぞれが専門性の高いケアを患者さまに提供しています。
先端医療の開発
新薬開発のための臨床試験(治験)や、新たな治療法・診断法の開発につながる臨床研究を積極的に実施しています。2019年に従来からの臨床研究・開発センターに加え、国内をリードする次世代がん医療の臨床開発拠点を目指し、早期臨床開発に特化した「先端医療開発センター」を設立しました。2022年には「先進がん治療開発センター」を立ち上げ、基礎開発から保険承認まで途切れなく治験を推進し、院内での医師主導臨床研究を進め、先進的ながん医療を患者さんに提供できることを目指しています。
研究所と連携した新しい医療の創造
がん研究会の最大の特徴は、病院の敷地内に研究所があることです。基礎研究から生物学的研究までの様々な研究を臨床と一体化させることができ、先進的ながん医療の確立に取り組むことができます。
例えば、手術室と同じ階に病理部があるので、手術で摘出された臓器を速やかに研究者の手元へ提供することができ、がんの診断をより正確に行うことができます。他にも新薬などを研究する化学療法センターや、遺伝子の研究をするがんプレシジョン医療研究センターがあり、病院と研究所の橋渡し的な役割を果たしています。