相模原赤十字病院での4つの活動
【診療】
最新鋭の医療機器や医療技術を取り入れ、綿密に情報を活用しながら急性期医療の実践を目指しています。
【災害救護】
赤十字病院の使命として、災害救護活動の支援を積極的に行っています。東日本大震災や熊本地震、茨城県豪雨災害などの大災害では、当院のDMATや救護班を派遣しており、日々災害に備えた訓練や研修に取り組んでいます。
【健康増進】
当院の大切な事業の一つに健康増進活動があります。従来の健診だけでなく、栄養相談や健康運動の指導など「病気になる前のケア」の充実を目指し、快適で安心して暮らせる地域づくりに貢献しています。
【教育】
当院は、看護学生や臨床検査部門の実習施設として、これからの地域医療の担い手となる医療スタッフの育成をお手伝いしています。
各部門で協力し合うチーム会
当院では医師・看護師をはじめ、各部門の多職種でチームを編成しています。災害発生時や感染症対策で迅速に対応できるよう取り組んでいるほか、患者さまやご家族が安心して医療を受けられるように日々活動しています。
院内感染予防対策チーム
院内感染予防対策チームは、手洗いの指導や各部署の問題をチーム会で検討したり、感染を起こさない、広げないよう標準予防策の周知につとめています。
災害対策チーム
災害対策チームは、災害拠点病院としての役目や救護活動が円滑に行われるよう、看護師を対象とした救護訓練などのスタッフ教育を含め、さまざまな取り組みをしています。院内災害対策チームと連携し、救護資機材のチェック・災害対応マニュアルの見直し・訓練の準備や内容の確認・運営を行っています。
NSTチーム
NSTチームは、患者さまの栄養状態をサポートし、QOLの向上を目指して取り組んでいます。入院中の栄養の過不足や投与方法が適切か、退院後の生活を見据えた栄養管理と支援方法を、日々チームで検討しています。
褥瘡対策チーム
褥瘡対策チームは、褥瘡(床ずれ)・スキンテア(皮膚裂傷)・MDRPU(医療関連機器圧迫創傷)の発生要因や改善方法を検討し、病棟スタッフへ情報共有を行うことでケアの継続や予防につとめています。
摂食・嚥下チーム
摂食・嚥下チーム は、一人でも多くの患者さまに「口から食べる幸せ」を取り戻していただけるよう、患者さまとご家族に寄り添った支援を目指しています。
入退院支援チーム
入退院支援チームでは、入院前から退院後まで、患者さまとご家族が安心して継続した医療・看護を受けられるようサポートしています。
認知症ケアチーム
認知症ケアチームは、認知症をもつ患者さまの体験している世界を思慮することで、抑制に頼らず、患者さまとご家族が笑顔で安心した入院生活が送れるよう支援しています。
糖尿病チーム
糖尿病チームは、患者さまに糖尿病に対する正しい知識を提供し、自己管理ができるようサポートしているほか、毎月糖尿病教室の開催や世界糖尿病デーにはイベントも行っています。