新人看護師の成長を支える「プリセプター制度」

卒後3~6年目程度の先輩看護師が、プリセプターとしてマンツーマンで新人看護師(プリセプティー)を指導しています。毎日が緊張の連続で自分を振り返る余裕のない新人看護師に対し、同じ経験のある先輩として励まし、一緒に考えてアドバイスしています。共に看護を行うことで、責任や達成感を共有し、新人看護師の主体性を発揮できるよう積極的にサポートしています。
また、プリセプター同士で集まって定期的に研修を行い、よりよい指導・助言が行えるよう取り組んでいます。「後輩のやる気をどのように引き出していけるのか」「後輩の悩みにどのように応えていけるのか」など、プリセプターとしての悩みを共有し、共に考えることで、先輩たち自身の成長にも繋がっています。
部署全体で“居心地の良い場所”を提供します!

新人看護師にとって“働きやすい職場”である前に、“居心地の良い場所”となるように、部署全体で取り組んでいます。新人看護師にはひまわりシール、中途入職の方にはクローバーシールを名札に貼って、どの部門のスタッフもその名札を見かけたら声掛けを行うようにしています。入職時には教育委員会が中心となって、各部署からウェルカム色紙を作り、新人看護師を歓迎しています。「困ったことがあったらいつでも声をかけてね!」というメッセージを看護部全体で発信し、お互いを尊重し、信頼し合えるチームづくりを目指しています。
看護の基礎をマスターできる「ひまわり研修」

新人看護師は卒後1年目研修「ひまわり研修」で1年間を通して育成しています。共和病院の一員として、看護の基礎をマスターすることを目的としています。
まずは職場に慣れることからはじめられるように、オリエンテーションの充実を図っています。学校で学んだ知識を実践で生かすための技術的なことを習得したり、業務をする上での規則・規約についてなどテーマ別に毎月研修を行っています。現場から離れて研修を行うことで、できるだけ落ち着いた環境で学べるようにしています。同期と一緒に学ぶ中で、仲間意識を強化することも大切なテーマです。
