NICU
NICU病棟は、小さな赤ちゃんのサインを的確に受け取り、適切なケアを提供しています。赤ちゃんの成長に応じて家族が主体的に育児に取り組めるよう、家族ケアにも力を入れています。新生児搬送用の保育器を備え、地域に根差した周産期医療の看護を提供しています。
周産期・小児科
周産期・小児科病棟は、助産師外来、マタニティヨガ、母親教室を通じて安全なお産をサポートしています。産後も母乳外来や2ヶ月検診を行い、産前産後の一貫したケアを提供しています。また、NICUのスタッフと連携し、緊急の母体搬送やハイリスク妊婦の受け入れを行い、地域の周産期医療の充実を目指して看護を提供しています。
一般病棟(急性期外科系)
一般病棟急性期外科は、44床(無菌室1床含む)を有し、外科・整形外科・消化器内科の診療科があります。外科的治療や化学療法、内科的消化器治療を受ける患者さまが入院しています。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語療法士、社会福祉士などの専門職がチーム連携し、入院から退院まで支援をしています。看護の質向上のためにOJTやミニ勉強会を実施し、スタッフ全員が学習とスキル向上に努めています。
地域包括ケア病棟
地域包括ケア病棟は、入院中の安心と退院後の住み慣れた環境での生活を目指して地域社会と連携しています。「安全・丁寧・確実」のもと、看護職は患者さまや家族と向き合い、生きる力を引き出す看護を実践しています。患者さまや家族の思いを尊重し、多職種協働で信頼に基づく意見交換ができる、アットホームで笑顔あふれる病棟を目指しています。
ホスピス緩和ケア病棟
緩和ケアは、重い病を抱える患者やその家族の身体や心のつらさを和らげ、豊かな人生を支えます。症状コントロールに加え、音楽療法やアロマセラピー、ドックセラピーなどを多職種・ボランティアと協力して提供します。「ケア」は「こころをかける」とも訳され、ホスピス緩和ケア病棟ではこの精神を大切にし、常に患者さまの傍にいます。