当院看護部ではセル看護提供方式®を導入しています。
当院看護部では令和2年3月より全病棟で「セル看護提供方式®」を導入しています。ナースの「動線」に着目し、改善手法を用いて動線のムダを省き、「患者のそばで仕事が出来る=患者に関心を寄せる」を実現する看護サービス提供システムです。(これは飯塚病院が開発した看護提供方式です。)
これまでは、患者さんの処置が終了するとそばを離れ、スタッフステーションに戻って看護記録や情報交換のカンファレンス、ケアに必要な物品の準備などを行っていました。現在は、看護に必要な物品を積み込んだカートを活用し、できるだけ患者さんのそばを離れることなくケアが行えるようになりました。そのため、患者さんのことがよくわかるようになり、必要なケアの提供が可能となっています。
患者さんファーストの視点を大切にし、「思いやりのある看護を通して患者様との信頼関係を築きます」の看護部理念を実現するために改善活動を継続しています。
災害時にいち早く救護活動を行います。
当院は地域災害拠点病院の指定を受けており、DMAT、研修を受講した救護班を中心として、救護活動に力を入れています。災害発生時、全国の赤十字と連携し現地に駆けつけて、救護所の設置、被災現場や避難所での診療、こころのケア活動などを行っています。様々な救護訓練に積極的に参加して災害に備えています。
先輩看護師からのメッセージ♪
「患者さまに寄り添う看護の提供を目指します」
【整形外科・小児科病棟勤務 K.Wさん】
私は整形外科・脳神経外科・小児科・心臓血管外科・形成外科の病棟に勤務しています。もともと、小児科を希望していたため、希望どおりの配属先でした。小児科希望で配属となりましたが、もちろん他の科の患者さまも受け持ちます。様々な疾患の患者さまを受け持つことができるため学ぶことがたくさんあり、とてもやりがいのある仕事ができています。
当院の看護師は皆さん優しく、教育担当ではない先輩方も率先して声を掛けてくださり、病棟全体で育ててくださいました。そのため、新人さんも安心して勤務ができる環境が整っています。さらに、病院内の先生方や他部署の医療従事者の方々とも円滑な連携を取ることができています。
今後も安心できる医療・看護の提供ができるよう、医療チームでの連携を行いながら、患者さまに寄り添った看護を行っていきたいです。そして、一人でも多くの患者さまを支えられるよう、知識・技術の向上に努めていきたいと思います。