東京女子医科大学附属八千代医療センター (看護部) の新人教育（新卒採用）

入職後3ヶ月間は「残業なし」「課題は出さない」ルールをもとに、看護師になった実感をもてることを目標にしています。

【4月】
集合研修：オリエンテーション、コミュニケーション研修、社会人基礎力、看護技術研修、院内探検があります。
OJT：シャドウイング（できるところは一緒に実践）

【5月】
集合研修：夜勤の過ごし方、看護倫理綱領、シャドウイング時に学習したことリフレクションを行います。
OJT：受け持ち看護師開始

【6月】
集合研修：看護倫理綱領、社会人基礎力、看護実践の振り返りをします。
プリセプターシップ期間3ヶ月が終了し、チームメンバー全員でフォローする体制を構築しています。

【9月】
新人カフェを開催し、日ごろの悩みや嬉しい瞬間など、新人看護職同士で交流します。

【11月】
集合研修：医療安全、社会人基礎力、看護実践の振り返りを行います。

【2月】
集合研修：看護倫理綱領、社会人基礎力、目標管理制度、チーム活動、看護実践の振り返りをして、2年目を迎える準備をします。

入職後は集合で技術研修を行い、更に各病棟でも支援するので、不安な技術も安心して習得することができます。

リフレクション研修では、自分の経験を客観的に振り返ることで、気づいたことを活かしていくことを学びます。入職後3年間の基礎研修では、患者さんへの関わりから感じたことを中心に振り返ることで、自分が目指す看護に活かしていくとができます。また、中堅看護師を対象とした研修では、自身の経験学習の積み重ね、指導者として後輩看護師の支援の際に臨床推論を促すことや、気付いてほしいところを意図的にアプローチすることで、相手の思考を拡げて促すことにも活かしていきます。
参加者からは、「スタッフの指導に活用できそう」という声もあり、研修後は相手の準備状況（準備や心構え）が到達していないから自分と見え方が違うことを理解したうえで声かけの内容が選べるようになるので、こうした研修を受けている先輩から支援を受けられるのも安心です。

大学病院だからできる！多彩な研修メニューが自慢です。レベル別のキャリアラダーにそって目標を設定し、研修を通して無理なく成長できます。看護部主催の院内教育研修、各部署や診療科では専門に特化した学習会、認定看護師などと連携した専門領域スキルアップ研修もあります。

東京女子医科大学関連病院では、エキスパートナースとよばれる独自の制度があります。認定看護師・専門看護師と同様に部署を超えて、より専門性の高い看護を提供することができます。このような看護のエキスパート資格を、様々なスタイルで取得するサポート体制が整っています。フルタイム勤務のまま学ぶ事も出来ますし、短時間就労制度を利用して大学院へ進学する事もできる環境が整っています。