新人看護職員研修

新人教育は、新山手病院看護部クリニカルラダーシステムに基づく集合教育の他に、プリセプターシップを基本として、配属部署全体で新人看護職員の成長をサポートしています。
プリセプターシップとは、看護基礎教育と現場のギャップを埋めると共に、新人看護職員の個別性を尊重した教育方法であり、新人が職場環境に適応し日常業務を身につけることができるほか、看護師として働いていく自信につながる大切なサポートシステムです。
プリセプターは「新人に一番近い先輩ナース」として、卒後2年~数年目の看護師が行います。新人の時の緊張・焦り・不安に共感でき、新人看護師にとって相談しやすい頼りになる存在になります。
プリセプターは常に指導内容の評価を行い、それを病棟全体で共有し、他の職員に協力が得られるよう働きかけています。その為、プリセプターに対しての指導や支援も定期的に行い、負担の軽減や効果的な支援が行えるよう計画しています。

継続教育

2018年度より看護部クリニカルラダーシステムを導入しました。教育委員会(教育企画)によりそれぞれのラダーレベル対象者に課題を提示し、個人のペースやライフスタイルに合わせたナーシングスキルでの自己学習や集合研修を行っています。
レベル別に目標に沿った研修計画と修了評価表があり、継続的な学習とステップアップを目指した教育を行っています。
病棟・部署ごとに専門性の高い診療科の病態や検査、ME機器の取り扱い、医薬品等の研修会を定期的に開催しており、他部署の職員も参加できるので、部署にとらわれることなく、多くの疾患や技術を学ぶ機会を提供しています。
各種支援制度

自己啓発助成制度
講習会、研修会、通信教育など看護業務に必要な知識や技術を向上するために受講する場合、所属管理者の推薦のもと受講費を助成します。(※年間回数・上限金額あり)
認定看護師資格取得支援制度
受講期間中の給与・賞与を全額支給するほか、研修学校の入学金や授業料を病院が負担します
(※資格取得後は資格を活かし当院で5年以上活躍していただくことが条件となります)