新人から継続的に成長できる体制
新人教育では、厚生労働省の「新人看護職員研修に関するガイドライン」「臨床実践能力の構造」に沿った教育方針を設定しています。赤十字キャリア開発ラダーをもとに、自己研鑽できる仕組みをつくっています。自らキャリア開発できる体制が整っており、先輩に支えられながら、社会人・専門職として成長することができます。
プリセプターシップ制
新人看護師1人に対してプリセプター1人が付くプリセプターシップ制を導入しています。各部署にプリセプター、専従教育責任者、教育担当者を配置し、職員全員で新人看護師を指導しています。新人看護師が安心して職場に適応し、赤十字の看護師として必要な知識や技術を習得して自立できるようにサポートしています。
キャリア開発ラダー
赤十字施設の看護師キャリア開発ラダーは、赤十字の理念に基づいた「赤十字の看護師の看護実践能力」の到達目標を段階的に表したものです。ラダーは5段階に分かれており、各レベルにそれぞれの目標達成に向けた教育研修を用意しています。レベルをクリアするごとに、認定証の授与を行っています。新人の時期から生涯にわたり、段階を意識しながら能力開発できる継続教育を行っています。
実践レベルⅢまでキャリアを重ねると、4つのキャリアを考えることができるようになります。当院では赤十字のミッションステートメントを果たすために、災害時に活躍できる看護師(救護員)の育成、認定看護師・特定行為看護師など幅広い領域で活躍するスペシャリストを目指し、実践できる体制があります。
赤十字の看護師教育の特色
キャリアプラン
日本赤十字社では、高度化する保健・医療・福祉のニーズ変化に対応できる専門看護師・認定看護師の育成を推進しています。資格を取得した多くの看護師が専門知識を活かし、全国の赤十字医療施設で活躍しています。赤十字の看護大学・大学院では、専門看護師・認定看護師教育課程を併設しています。
特定行為研修
国が定める特定行為研修は21区分38行為あり、当社では44の医療施設で9区分および3パッケージの研修を行っています。