看護師としての基礎が身に付く新人教育

新人研修
新人研修は4月に就職した新人看護師を対象に、1ヶ月の期間で毎日午前中に行っています。午後は各配属部署へ行って、先輩看護師の看護を見学します。研修が終わった看護技術は、先輩看護師と一緒に少しずつ実践していきます。看護師に必要な基本の看護技術をはじめ、感染対策・医療安全の基礎知識、当院職員・社会人として必要な就業規則・接遇などの研修を行っています。


部署配属
5月以降は全体の新人研修が終了しているため、朝から各配属部署で業務を行います。初めて実践する看護技術も先輩看護師と一緒に経験していきます。
夜勤教育
日勤帯で業務を一通り経験した10月を目途に、プラス1名体制で夜勤デビューします。1月に独り立ちすることを目標として、新人看護師の不安を少しでも軽減できるようにサポートしています。
ケーススタディ
1~3年目で1年ごとにケーススタディを行い、自分の看護を振り返り、病棟の先輩看護師・主任・師長の前で発表しています。先輩看護師からアドバイスや意見をもらい、今後の看護に活かしています。客観的な意見を取り入れることで、視野が広がり、大きな成長につながります。
各世代に合わせた教育で学びをサポート!

当院には幅広い年代層のスタッフが働いています。各世代に合わせた教育を行い、一人ひとりが学び、成長できる機会を提供したいと考えています。
勉強会
■定期
外部の業者や当院職員が講師となり、心電図、糖尿病、リスクマネジメントなど、年間計画を立てて勉強会を開催しています。部署で必要なテーマを決め、自分たちで新しい情報を集めて、先輩看護師たちの前で発表して情報共有を行っている部署もあります。
■不定期
新しい医療機器を購入した際は、説明会を開いて使い方などを勉強しています。夜勤入りなどで参加できない方のために、数回に分けて開いています。
看護研究委員会
各部署で看護研究担当者を選出し、看護研究を発表会で紹介しています。その結果を踏まえて、業務改善や看護の質の向上につなげています。
教育委員会
各部署の主任が中心となって集まり、入職者の現状を報告し、今後の方針などを会議しています。その他にも、来年度の教育予定、各研修の運営に関しての取り決め、PNSの現状などについて話し合いを行っています。看護師全員が成長できるように、出席者の経験や知識をもとにアドバイスを行っています。
外部研修支援
院外研修の希望があれば、師長に申請することができます。部署・病院にとって必要な研修と判断して許可された場合、日勤として研修に参加することができます。研修費・交通費は後日報告書を提出することで返金されます。研修参加者は後日、研修報告会(伝達講習)を行い、各スタッフへ情報共有します。
研修報告会(伝達講習)
研修報告会を通して、研修に参加したスタッフが学んだことをまとめて、各スタッフに伝えています。会議室で全体に対して行ったり、朝の申し送りで内容を報告しています。