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香里ヶ丘有恵会病院の特色(看護師 新卒採用)

香里ヶ丘有恵会病院
  • 一般病院
  • 大阪府枚方市
  • 奨学金あり
  • 充実の教育制度
  • 住宅補助あり
  • 被服貸与あり
  • 退職金制度あり
  • 保育施設あり
きれいな病院で地域の方とのつながりを大切にした看護を提供しませんか?
病床数 171床
看護体制

一般病棟:10対1

2025/05/09募集要項を更新しました
香里ヶ丘有恵会病院の特色

各部署の特色を紹介します!

当院には、急性期病棟(5西・5東)、慢性期病棟、回復期病棟、手術室、透析センター、外来の全部で7部署あります。さまざまな部署があるので、あなたのやりたい看護がきっと見つかります!

一般病棟【5西病棟(外科病棟)】

5西病棟は外科系の病棟です。整形外科を中心に眼科、VAの患者さまが入院しており、多くの知識・技術が学べます。明るく、温かい看護の提供を心掛けています。

一般病棟【5東病棟(内科病棟)】

5東病棟は消化器内科、呼吸器内科、循環器内科などの内科系の診療科で構成されています。薬や点滴を扱うことが多く、細心の注意を払いながら対応しています。患者さまの入れ替えも早いため、急性期を学びたい人にオススメです。

回復期リハビリテーション病棟【4西病棟】

4西病棟は新病院と同時に開設されました。骨折などのケガで手術を行った後に、医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さまが心身ともに回復した状態で自宅へ帰ってもらうことを目的としています。多くの専門職種がチームを組み、集中的なリハビリテーションを実施しています。患者さまが回復し、地域へ帰っていく一連の過程を見ることができます。

障害者病棟【4東病棟】

障害者病棟は重度の肢体不自由者・重度の障害者の方が長期入院しています。透析患者も多いため、障害を抱えて入院を余儀なくされている患者さまのニーズに応えられるように、温かな心と確かな技術で看護ケアを行っています。患者さま一人ひとりとゆっくりと関わることができ、日々の小さな変化を見逃さない観察力と透析シャントの扱いを学ぶことができます。

手術室

手術室は全部で3部屋あり、主に整形外科、眼科、VAの手術を行っています。手術室看護師は全身麻酔症例すべてに対し、術前訪問へ行きます。丁寧な説明で患者さまの不安を軽減し、情報を集め、安全な手術が実施できるように心掛けています。

透析センター

透析のベッドは50床あり、開放的でゆったりとした空間で透析を受けることができます。透析・VA(バスキュラーアクセス)・循環器内科の医師により診察・エコーを行い、定期・臨時で検査・フットケアなども継続的に行っています。地域の透析療法を必要とされる方へ最新の透析知識・技術の提供に努めています。

外来

外来は救急を含め、さまざまな疾患の患者さまに対応するため、幅広い分野の看護を経験することができます。明るく広々とした外来エリアで、迅速に検査・治療ができるように努めています。地域の方々と一番最初に接する部署になるため、多職種と協力して、病院の顔として安心の医療・看護を提供しています。

PNSの完成へ

PNSって何?

PNSって何?の画像

私たちは、看護師がペアで協力しながら業務を行う「PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)」を導入しました。この新しい体制を円滑に進めるため、2017年から「マインド研修」を始め、スタッフ一人ひとりの思考や姿勢を整えることに力を入れています。
PNSでは、相手を信頼しながらも依存しすぎず、自分も責任を持って全力を尽くすことが大切です。そうすることで、2人で働く力が単なる足し算ではなく、より大きな成果につながります。また、経験年数に関係なく、ペアの看護師同士は対等な関係として業務を行います。
従来のプリセプター制度では、新人とベテランが組むと「教える側」と「教えられる側」という一方的な関係になりがちでしたが、PNSでは互いに尊重し、協力し合うことで、より良い看護の提供を目指しています。

「自己完結型」から「二人三脚型」へ

PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)は、看護師がペアで協力しながら業務を行う体制で、経験年数に関係なく【対等な立場】で関わることが特徴です。従来のプリセプター制度に慣れていたスタッフには戸惑いもありましたが、アンケートを通じて意見を集め、導入が決定されました。
これまでの「自己完結型」の働き方から、2人で支え合う「二人三脚型」へと変わり、戸惑いはあるものの、業務の質や効率が向上するなど多くのメリットが生まれています。PNSは、看護師同士が互いに学び合い、より良い看護を提供するための新しいスタイルです。
看護学生の皆さんも、将来このような協働の看護を意識しながら学びを深めていってください。

【看護師側のメリット】

・お互いの技術や知識の補完ができる
・慣れない処置もパートナーに相談できる
・効率的に看護が行えるので、休憩が取れ超過勤務が減る
・患者さんの情報を共有するため看護師間のコミュニケーションが活発になる
・新人はフレッシュパートナーとしてペアに3人目として入るので相談しやすい環境になる。

【患者様側のメリット】

・担当が2人なので安心感がある
・点滴・薬・医師の指示などを2人で確認することで安全性が高まる
・応援が必要な処置がその場で行え、待ち時間が少ない

最新技術で医療をサポート!

より安全で効率的な看護を実現するために、私たちは紙カルテからIT化された設備へと移行し、最新の医療機器の導入を進めました。以前は施設の古さやスペースの制限により、新しい機器の導入が難しい状況でしたが、新病院への移転をきっかけに、業務の効率化と医療事故の防止を重視して必要な機器を選定しました。
これにより、看護師がスムーズに業務を行えるようになり、患者様にもより安全で質の高い医療を提供できる環境が整ってきています。導入された機器は、現場の声をもとに選ばれており、今後もニーズに応じて設備やシステムの見直しを続けていく予定です。

リアルタイムで情報共有!時間削減、誤入力防止、効率化を実現!

病棟では、バイタルサインを測定した後に専用機器へタッチするだけで、データが電子カルテに自動で取り込まれるようになりました。これにより、情報の共有がリアルタイムで行われ、記録ミスや入力の遅れが減り、業務の効率と医療安全が向上しています。
一方で、電子カルテの使用によって「画面ばかり見て患者さんを見ていない」という課題もあります。私たちはこの問題に真剣に向き合い、技術に頼りすぎず、患者さんの表情や状態をしっかり観察することを大切にしています。ITの力を活用しながらも、人と人との関わりを重視した、温かみのある看護を目指しています。

感染対策にも重要なハンズフリー

Getinge 600シリーズのトップロード・フラッシャーディスインフェクターは、病院内での洗浄・消毒作業をより安全かつ効率的に行うために導入された機器です。回転式ノズルによる強力な洗浄機能で、汚れをしっかり落とすことができ、感染対策にも優れています。
特に、フットペダルでフタを開閉できるため、手を使わずに操作でき、手指の汚染を防ぐことができます。また、従来の汚物流しユニットが不要となり、汚物や汚水の処理がこの機器だけで完結するため、時間やスペース、費用の節約にもつながっています。
このような最新機器の導入は、看護師が安心して業務に集中できる環境づくりに貢献し、患者さんにもより安全で清潔な医療を提供するための大切な取り組みです。

電子カルテカートステーション

電子カルテのバッテリー切れによって情報収集ができず、業務に支障をきたすことがありました。忙しい中で充電を忘れたり、電源を探す手間がストレスになることもあります。こうした問題を解消するために導入されたのが、電子カルテカート専用の充電ステーションです。
このステーションは、スタッフステーションに戻った際にカートをドッキングするだけで自動的に充電が始まる仕組みで、特別な操作は不要です。これにより、バッテリー切れの心配がなくなり、急ぎの場面でもスムーズに情報を確認できるようになりました。業務の効率化とストレスの軽減に大きく貢献しており、看護師が本来の業務に集中できる環境づくりに役立っています。

業務を効率化する!

どれだけ一生懸命に働いても、その努力が成果として見えなければ、やりがいや達成感を感じることはできません。看護師の笑顔が減ることで、患者さんに提供する看護の質にも影響が出てしまいます。また、看護師によって対応や看護の質に差があると、患者さんは不安や不信感を抱いてしまいます。
そのため私たちは、誰が担当しても同じように高いレベルの看護が提供できるよう、業務の効率化と標準化を進めています。業務改善委員会や各部署と連携し、現場で見つかった問題を一つずつ改善し、それをマニュアルとしてまとめ、日々の業務や新人教育に活用しています。
こうした取り組みによって、看護師がやりがいを持って働ける環境を整え、患者さんにも安心してもらえる質の高い看護を提供することを目指しています。

マニュアル化

誰もが同じ看護を高いレベルで実践できるように、看護技術をマニュアル化しました。このマニュアルは、実際に病院で使用している物品に基づいて作成されているため、現場での違和感が少なく、すぐに実践に活かすことができます。中途採用の看護師にとっては、施設ごとの違いによる戸惑いを減らし、新人看護師にとっては予習・復習の参考資料として役立ちます。
現在、すべてのマニュアルが完成しているわけではありませんが、看護技術だけでなく、感染対策、記録、輸血、医療安全、災害対策など、さまざまな分野で標準化を進めています。これらのマニュアルは、業務の質を高めるだけでなく、教育にも活用され、看護師全体のスキル向上につながっています。
この取り組みにより、誰が担当しても患者さんに安心してもらえる看護を提供できる体制づくりを、現場全体で協力して進めています。

業務改善委員会

看護部だけで解決できる問題は比較的すぐに対応できますが、他部署が関わると調整が難しくなることがあります。そこで、部署を超えた課題を話し合うための委員会を設け、改善策を協議する場をつくりました。
たとえば、有恵会では物品の申請先が品目ごとに異なり、申請先が分かれていたことで業務が非効率になっていました。委員会での話し合いの結果、申請先を購買課に一本化することで、業務の流れがスムーズになりました。
こうした小さな改善の積み重ねが、業務の無駄を減らし、看護師が本来の業務に集中できる環境づくりにつながっています。他部署との連携は、質の高い看護を提供するために今後も継続して取り組むべき大切な課題です。

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