1年間でしっかり基礎が身に付く『新人教育』


新人看護師研修制度をもとに、集合研修、部署内研修、ローテーション研修を行い、基礎的な実践力を習得しています。1年を通して各研修を受けることで、厚生労働省新人看護職員研修ガイドラインに掲載している新人研修の到達目標をクリアできるようになります。
所属部署では、プリセプターをはじめ、教育担当の副看護師長や部署責任者の師長がキャリアパスを活用しながら、新人教育計画を立てています。定期的に進捗状況を確認しながら、一人ひとりに合った指導やサポートを検討しています。新人教育計画に基づいて研修を行い、年度末には修了証が授与されます。
その他にも、eラーニングシステムを活用し、いつでもどこでも学びたいときに、自分のペースで学べる環境作りに力を入れています。
集合研修
4月の前半・3週目以降は週に1回、5月以降は毎月2~3回程度の頻度で研修を行っています。適切な時期を考慮しながら、部署で経験する上で必要とされる知識の習得と技術のトレーニングをしています。
部署内研修
集合研修後は、部署でサポートしながら、技術の習得や定着化を図っています。
ローテーション研修
手術室やHCU・SCU、回復期や緩和ケア病棟、外来など、各部署を1週間ずつ回り、4週間にわたって研修を行っています。所属部署では困難な技術やケアを学べるほか、多職種連携や倫理的問題を検討する場への参加など、さまざまなことを経験できます。
キャリアラダーに基づいた『継続教育』

キャリアラダーをもとに、院内外で知識や技術を学び、経験を重ねながら実践力を身につけています。1年目の新人看護師は、新人卒後研修などを通してラダーⅠを目指します。ラダーはⅠ~Ⅴまでの5段階で、各段階に応じた研修を行っています。看護教員、認定看護管理、実習指導者の資格保有者も多数在籍しており、現任教育や実習教育も充実しています。
キャリア支援を行っています!
認定看護師、専門看護師、特定看護行為研修など、さまざまなキャリアアップを支援する体制を整えています。受講期間中のサポート体制はもちろん、資格取得後も先輩看護師に支えられながら、実践・指導・相談の役割に取り組むことができます。また、男性看護師も看護管理者、認定看護師、特定行為修了者として活躍しており、若い男性看護師たちのモデルとなっています。