地域の中核病院としての役割

災害拠点病院

2015年に災害管理棟がオープンし、災害拠点病院として地震や台風などの大規模災害時の医療活動を使命としています。
大阪府がん診療拠点病院
大阪府民ががんに罹患した時に、質の高いがん医療を受けることができる病院として、当院は「大阪府がん診療拠点病院」の指定を受けました。集学的治療体制の提供・地域連携によるサポート・がん相談支援を行っています。
地域医療支援病院

当院は地域医療支援病院として認定を受け、地域のかかりつけ医と連携し、地域医療に貢献する役割を果たしています。
救命救急センター~北大阪地区の救急医療「最後の砦」~
2006年に千里救命救急センターを開設し、二次救急医療施設で対応が困難な緊急・重症患者をメインに受け入れています。救急初期診療から手術・カテーテル治療、回復に向けての治療を行う自己完結型の救命救急センターです。24時間体制の導入や他職種との連携強化などを図り、質の高い救急医療を展開しています。
<千里救命救急センターの特徴>
■ドクターカーの出動経験が豊富
■主治医制を採用し、回復過程まで患者さまをしっかり診る
■これからの救急医療を担う専門医の育成に注力
■緊急医療チーム(DMAT)の養成
■災害時の支援活動
■メディカルラリー主催 など
災害医療活動・DMAT

1993年にドクターカーの運用を開始し、災害発生直後から災害現場に自らの資機材を携行した医療チームを派遣、災害医療のマネジメントとサポートを実践しています。2005年には日本DMAT隊員、大阪DMAT隊員に登録しました。災害発生時にはすぐに派遣の準備を開始し、現地での被災地活動に貢献しています。
国外災害派遣
当院では、1988年以降国際協力機構(JICA)主催の救急災害医療セミナーの実施病院として、毎年医療関係者の受け入れを行っています。多くの職員が国際緊急援助隊に登録し、援助の企画運営・教育などを行っています。国外で地震など大災害が発生した際は、国際緊急援助隊として過去にも医師・看護師・検査技師を派遣し、最前線で活躍してきました。