昭和医科大学病院附属東病院の特色
新たな急性期病院を目指して
昭和医科大学附属東病院は、新たな急性期病院を目指し、2017年度に手術室の設備整備とリハビリテーション室の建設を行いました。従来の眼科、脳神経内科、リウマチ・膠原病内科、精神神経科、麻酔科(ペインクリニック)をはじめ、整形外科の診療と手術、急性期リハビリテーションを新たに開始しました。より幅広い疾患に対応できる体制を整えています。病院内の各部署が連携し、機動力のある新病院として地域医療に貢献するため、サービスの充実と中核病院としての役割強化に向けて取り組んでいます。
睡眠医療センター
睡眠医療センターでは、呼吸器内科と循環器内科が連携し、日本睡眠学会専門医による外来と認定検査技師による終夜睡眠ポリグラフ検査を実施しています。睡眠時無呼吸症候群に対する持続陽圧呼吸療法など、長期にわたる治療を地域連携のもと包括的に行っています。外科治療は昭和医科大学病院耳鼻咽喉科、口腔内装置は歯科病院睡眠歯科センター、小児治療は小児科と連携しています。その他にも、過眠症、むずむず脚症候群、概日リズム睡眠障害、など幅広い疾患に対応し、精神科や神経内科と協力して治療を進めています。専門性の高いチーム医療を学べる環境です。
呼吸ケアセンター
呼吸ケアセンターは2018年に睡眠医療センターと共に開設され、急性期治療後の慢性呼吸器疾患や肺炎患者を対象に、自宅療養や社会復帰を支援するリハビリや慢性管理を行っています。集中リハビリや教育入院、在宅酸素導入に向けた指導も実施し、患者さんが安心して生活できるよう包括的なサポートを提供しています。現代の医療ニーズに応えるため、きめ細やかなケアを重視し、地域医療との連携も強化しています。呼吸リハビリや在宅医療の知識を深め、患者さんの生活を支える看護を学ぶことができます。