筑波メディカルセンター病院の教育・研修
1.キャリアパスによる人材育成
看護部では「看護師としての臨床実践能力を高めていく過程で、自分の看護師としての方向性を自分の生活や人生設計によってキャリアデザインする」システムとして、キャリアパスを取り入れています。
看護師の成長は、卒業してからの3~5年間が臨床実践能力を高める上で大変重要です。キャリアパスは目指すべき目標が明確のため、教育の機会を活かしながら成長し、自分の看護師としての将来を描くために大変有効なシステムです。
看護職のキャリアとして、認定看護師や専門看護師などの専門コース、看護の実践者としての知識やスキルを高める熟練コース、管理者や教育者コースなど多様な選択肢を準備しています。各コースに応じた院内研修や院外研修、長期の研修にも参加する機会があり、法人でキャリア支援する制度を設定しています。
2.TMCフレッシュナースのサポート体制
筑波メディカルセンター病院は、一人の新人看護師を一人のプリセプターが、1年間教育支援するプリセプターシップをはじめ、新人教育体制が充実しています。
プリセプターは良いサポートができるようプリセプター研修を受けて準備をするほか、プリセプターエイドという経験10年近くの先輩看護師もしっかりと見守ります。その後の成長を見守るために、2年目の看護師にもサポート体制を組んでいます。
その後も、プライマリナースの育成、認定看護師や専門看護師の育成、管理者の育成というステップに沿い、目指す看護師像やライフスタイルに応じて選択できる教育プログラムで一人ひとりの成長をサポートします。