医療の質の向上と患者安全の継続的改善に取り組んでいます
足利赤十字病院は、2021年2月に国際的病院機能評価機構であるJCI(Joint Commission International)の認証を更新しました。赤十字病院の中では初めて、国内の病院としては9番目に認証を取得しました。JCI認定は、医療の質と患者安全の向上を目的としており、常に継続的改善活動が求められています。全職員が一丸となり、患者さま目線の病院であり続けられるよう、継続的に改善と向上を繰り返し行っています。病院の理念にもあるように患者さまからも職員からも選ばれる病院を目指しています。
病院の5つの特徴
将来の成長と変化への対応「分棟型建築」
当院は将来の成長や変化に対応することを目的として、分棟型建築で構成されています。病棟を中心に中央診療棟や外来などを分棟型に配置しています。
快適な療養環境を提供する「一般病床全室個室」
当院の一般病棟は全室個室です。患者さまのプライバシーに配慮した快適な療養環境を提供することをコンセプトとしています。多床室で発生する感染・室温・会話・匂い・プライバシー等の問題を解決すると共に、病床稼働率の向上を目指しています。
省エネ、省CO2を実現する「次世代型グリーンホスピタル」
病院の全面移転を機に、足利の豊かな自然を活かした環境にやさしい病院づくりに取り組んでいます。最新鋭の省エネ技術を大胆に導入し、大幅なCO2削減とエネルギー削減を実現しています。
災害拠点病院の責務を担う「災害に強い病院」
災害拠点病院として、災害時には被災者を収容する役割を担っています。災害時の患者給食や救護班用の救護セット、テントや簡易ベッドなど、災害時に必要な設備を整えています。中央診療棟、外来棟、病棟の高層棟は157基の免震装置に支えられています。
地域医療機関との連携強化「緊急医療機能分化」
地域医療機関との連携強化の一環として「緊急医療機能分化」を行っています。市が運営する休日夜間急患診療所に建物の一部を貸与し、地域開業医が毎日交代で一次救急の診療を行っています。救命救急センターは三次救急医療機関として、24時間体制で入院を必要とする重症患者を受け入れています。