柏厚生総合病院の先輩インタビュー
1.目標とする存在を間近で感じられる環境
新卒看護師(入職1年目)
将来は認定看護師を目指しているため、資格取得支援は手厚く、多様な分野のスペシャリストナースが活躍する当院に新卒で入職しました。配属先は、救急輸送患者が入院する「救急病棟」で、軽度な骨折から心筋梗塞などの一刻を争う症状まで、幅広い疾患と向き合っています。覚えることが多くて大変な面もありますが、あらゆる診療科を精通した先輩方と働ける日々は刺激的で楽しく、救急看護をもっと深めたいと考えるようになりました。昼休みには、職員食堂で同期とランチを楽しんだり、チョコレートやドリンクが無料のライブラリースペースでくつろいだりと、ONとOFFの切り替えも大切にしています。
2.学びを活かした専門活動
緩和ケア認定看護師(2016年取得)

がん専門病院での勤務を機に「緩和ケア」に興味を抱き、当院に転職してスペシャリストの道を選びました。現在は、配属病棟での業務に加えて、専門外来や緩和ケアラウンドチームの活動にも従事し、各病棟の終末期患者さまを支えています。また、「最期は自宅で迎えたい」という希望に寄り添っていくため、訪問看護師と協働で退院支援にも力を注いでいます。近年では、がん以外の病気でも緩和ケアニーズが高まっているので、活動の輪を広げながら一人でも多くの患者さまの苦痛を和らげていきたいです。
3.看護師の新しい働き方に挑む
特定看護師(2019年取得)/感染制御実践看護師(2015年取得)

特定看護師の育成に積極的な当院では、2021年度末に6名体制となる予定です。私の研修先は県外の大学病院でしたが、大半の講義をeラーニングで受講し、実習は当院にて行ったため、30日程の通学で特定行為6区分を修了しました。依頼が多い特定行為はPICC(中心静力カテーテル)の挿入で、2年間で約300件実施しています。今まで医師にしかできなかった診療行為を担えるようになったことで、医師の負担軽減はもちろん、タイムリーな患者さま対応や看護師の安心にもつながっていると感じます。