柏厚生総合病院の新人教育（看護部 新卒採用）

医療の質の向上に伴い、看護師に求められる知識・技術が高度化する現在、現場目線の教育を第一に考え、指導する側・される側の意見をもとに、毎年少しずつ教育プログラムを改善しています。

新人看護師は、約1ヶ月間の集合研修で知識プラス感覚的に基礎を学ぶことからスタート。その後の9ヶ月間は各診療科の現場を経験する「ローテーション研修」を受けながら、月1回の集合研修で看護技術を習得していきます。1年間の研修を終えた時には、一緒に研修を終えた仲間との絆が強まり、あなたが理想とする看護師の姿にきっと近づいています。

上尾中央医科グループ（AMG）統一の「AMGキャリアラダーシステム」に基づいた継続教育を実施しています。新人看護師はレベル1からスタート。チームの一員として、基本的な看護業務の実践を目指します。レベル2で一人前の看護師、レベル3でチームリーダーなど、一人ひとりの能力に応じてステップアップしていきます。

ラダーを登るにつれて、あなたの目指すキャリアが見えてきます。広く看護の知識を持つ「ジェネラリスト」、特定分野で専門性を発揮する「スペシャリスト」、担当部署を統率して導く「マネジメント」など、看護師のキャリアはさまざまです。
柏厚生総合病院は、あなたの理想のキャリアアップが実現できるように支援していきます。

「特定行為に係る看護師の研修制度」は、保健師助産師看護師法に位置付けられた研修制度で、2015年10月から開始されています。

看護師のおこなう特定行為とは、実践的な理解力や判断能力のほか、高度な専門知識や技術をもっておこなう診療補助のことです。研修を修了した看護師には、患者さんの状態を見極め、タイムリーな対応をすることなどが期待されています。

当院では、特定行為研修の指定研修機関に認定され、2022年度より研修を開始しました。（6区分10行為）

当院では、学べる環境が充実しています。勤務扱いで学会・研修へ参加したり、奨学金制度を利用して専門看護師や認定看護師も目指せます。自宅で好きな時間に学習できるインターネットによる学習環境も整えています。
当院独自の取り組みとして、特定看護師・認定看護師・感染制御実践看護師・日本糖尿病療養指導士などの有資格者者たちで結成した「看護の質向上委員会」では、専門講義や資格取得のガイダンスを開き、仲間が安心してキャリア開発に臨めるよう背中を押しています。

医療の先進化が進み、専門職としての高度な知識・技術が求められる中で、上尾中央医科グループ（AMG）は、スタッフの学習とキャリアアップを支援するため、2008年にAMGキャリアサポートセンターを開設いたしました。スタッフ一人ひとりが自らキャリアをデザインし学んでいけるよう、認定資格を取得できる研修の場を提供しています。

2017年度から認定看護管理者教育課程のファーストレベル、セカンドレベルに加え、サードレベルも開講。在宅部門にも力を入れていくために、訪問看護師入門プログラムの開講も計画しています。
上尾中央医科グループ（AMG）には、皆さまのキャリアアップを強力に支援する環境が整っています。