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看護実習に強くなるポイント 小児看護学編

小児看護学とは?

幅広い年齢の子どもを対象に、病気・怪我などの疾患治療や健康状態を維持するための予防治療、家族(保護者)に対する育児や養育アドバイスなど、子どもの最善の利益を目指しQOLの向上を図っていくことが、小児看護の役割となります。
看護師は、「子どもと家族」を1つの単位として看護の対象と捉え、十分な関わりを持つことが必要とされます。何よりも、子どもに対しての尊厳や権利を尊重していく姿勢が大切です。

小児看護学 実習のポイント

「家族看護」として対応する

小児看護の大きな特徴は、子どもだけではなく、その家族も含めて看護が必要となる事です。子どもは未成年となるため、家族(保護者)の協力が必要不可欠となります。通常の看護スキルだけでなく、子どもの身体的・精神的な成長の理解、家族への指導など、さまざまな学びが必要な点で、成人看護と大きく異なります。子どもが寝ている時など、家族に話を聞ける機会は多いと思うので、子どもの病気についてどのように思っているかなど、情報収集を兼ねて聞いてみると良いかもしれません。

これはNG

親子の関係に入りすぎないように注意しましょう。親子の時間は、子どもの心の安定や成長には欠かせない大切な時間です。家族から情報収集したい場合は、事前にアポイントメントをとってから話を伺うようにすると良いでしょう。

まずは仲良くなろう!

子どもと仲良くなると、きちんと話を聞いてくれるようになり、治療や看護がスムーズに行いやすくなります。子どもの持ち物などをリサーチして、どんなキャラクターが好きか、好きな遊びは何かを探ってみましょう。子どもの好きなキャラクターのエプロンや文具などを持っていると興味を示してくれるので、仲良くなるきっかけになります。キャラクターが入ったお手製のおもちゃを作って一緒に遊んでみると更に仲良し度はアップするかもしれません。

一人の人間として扱う

子ども相手だと、ついつい軽い説明になりがちです。たとえば、注射の時「大丈夫、痛くないよ~」と軽く言ったことで、子どもにとっては「痛かった!うそをつかれた!」となりかねません。このような場合は、「痛いけど頑張ろう」など励ましてあげるのがベスト。子ども相手でも大人と同じように、事実とプロセスをきちんと説明しましょう。
また、子どもの話や訴えはきちんと聞くようにしましょう。(例えば、どうして嫌なのか?なぜ不安なのか?)一人の人間として扱い、きちんと話を聞くことによって、徐々に気持ちを伝えてくれて前向きになってくれます。

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