新人看護師の成長過程
プリセプターナースをはじめとしたサポート体制

新人看護師は4年目以上のプリセプターナースとペアになり、指導を受けながら学んでいきます。プリセプターナースと勤務が違う時は、他の看護師がペアとなってサポートするので安心です。プリセプターナース以外にも、第3者のサポートとして5年目以上のサポートナースを配置し、技術の習得や進捗状況を確認しながら、新人看護師を一緒にサポートしています。その他にも、師長・副長の支援を受けながら、病棟全体で新人育成できる環境づくりを行っています。
1年間の看護技術習得・研修
まずは入職後の新入職員オリエンテーションで職場や環境に慣れることからはじまり、5月から実技研修が本格的に始まります。6~7月頃には採血、8~9月頃には点滴処置など、さまざまな技術実技テストを受けて繰り返し一緒に練習することで、確実に技術を身に付けていくことができます。夜勤は5月から4人体制となり、夏に向けて3人体制へと変わっていきます。
【4月】
新入職員オリエンテーション、病院見学、ナーシングマナー、安全な環境管理、生活援助基本技術、電子カルテ研修、夜勤体験
【5月】
診療科専門知識の習得、日常生活援助技術(排泄・清潔・栄養・移動)、褥創予防、看護記録、採血講義・練習、4人夜勤
【6月】
点滴投与中の患者の日常生活援助、輸液ポンプ・シリンジポンプ研修、注射演習、採血実施、誤薬・誤注射予防
【7月~9月】
病棟で必要な医療技術の習得、患者さまのニーズに合わせた日常生活援助、注射テスト合格後実施、家族看護、夜勤業務の確立、クリティカルパス(8月)、エンゼルケア(9月)
【10月~12月】
プライマリーナース研修、アセスメントを行いケア計画の修正、プライマリーナースの役割、多重課題研修(11月)、点滴練習
【1月~3月】
配薬・点滴投与管理ができる、医療処置・検査の介助ができる
看護師一人ひとりのキャリア開発を支援します!

ラダーⅠ~ラダーⅥの能力開発モデルのクリニカルラダーシステムを導入し、看護師一人ひとりのキャリア開発を支援しています。新人看護師はプリセプターやエキスパートナースのサポートを受けながら、臨床実践能力の習得を目指します。新たに経験することは、研修と評価を行なった後に、業務としての実践がスタートします。ラダーに沿って段階的に実践能力を高めて目標をクリアし、業務の幅を広げていけるのが、当院の教育システムの特徴です。
スペシャリストを目指す方の資格支援制度
認定看護師・専門看護師の資格取得にかかる入学金・交通費・登録料などの費用を病院がサポートします。また、スクーリング期間の給与・賞与も支給します。経済的に充実したサポートを受けることができるので、勉強に集中することができます。