神奈川県立足柄上病院の新人教育
新人看護師のサポート体制
新人看護師など経験の少ない看護師は、経験のある看護師をロールモデルとして判断や技術を観察し、まねるという行為から学んでいきます。足柄式教育体制は、看護を共創する中で共に育まれ、すべての看護師に教育的効果をもたらすことを意図しています。この教育体制により、個人やチームのみならず組織としての成長につながると考えています。
サポート体制（フレッシュパートナーなど）
新人看護師には、フレッシュパートナーと呼ばれる先輩看護師が2名付き、看護技術のみだけでなくメンタル面でも、一人前になれるようサポートしていきます。フレッシュパートナーだけではなく、新人看護師が所属しているグループや、看護部全体でサポートしていきます。
看護教育科
看護教育科では、看護師の継続教育を支援するために、院内研修の企画・実施を行っています。看護教育科としても、新人看護師の教育をサポートしていく体制があります。その他、学生の臨地実習の受け入れや、イベントの企画・実施にも携わっています。
特定行為研修を受講できます
当院は、厚生労働省の特定行為研修指定医療機関の指定を受け、研修を行っています。当院は令和3年度より特定行為研修指定医療機関として、「創傷管理領域」と「血糖管理領域」の2コースにて、特定行為研修を実施しています。令和5年度からは地域の看護師も受講しています。
【特定行為とは？】
特定行為とは、医師の判断を待たずに看護師が手順書により一定の診療の補助（特定行為）を行うものです。専門的な知識と技術が必要とされ、厚生労働省の特定行為研修指定医療機関の指定を受けた施設により全国各地で研修が行われています。