楽しく学び、実践につなげる実技研修
1年目の実技研修は、5月頃から始まります。採血や膀胱留置カテーテル、血糖測定など、4~5種類の看護技術を学びます。指導の中心となるのは、その年の新人を担当するプリセプターです。教育委員会も関わり、当院で定めている看護手順に沿って説明と指導を行います。
新入職員対象実技研修
新人の人数が多くないため、研修は少人数で行われます。堅苦しい雰囲気ではなく、先輩と新人が笑いながら取り組み、和気あいあいとした研修です。先輩との距離が近い環境で、楽しさも感じながら看護技術を身につけていきます。実技研修を行った後は、プリセプターと一緒に患者さまへの看護を実践し段階を踏んで、楽しみながら独り立ちへ進みます。
プリセプターを中心に病棟全体で関わる新人教育
当院では、プリセプターを中心に、病棟全体で新人教育に関わっています。プリセプターは、教育委員会と病棟の所属長・主任が相談して決めており、主に3~4年目ほどの先輩看護師が担当します。
夜勤などにより、プリセプターと新人の勤務が常に重なるとは限りません。新人教育用のファイルを活用し、現在の目標や経験している業務、習得状況を病棟内で共有しています。プリセプターが不在の日も、その日に勤務するスタッフがファイルを参考にしながら新人教育に関わります。
技術の習得状況は年に2~3回確認し、毎週の目標を記入する用紙も活用しています。また、年に数回、プリセプターと新人が集まり、現在の状況や評価を共有する機会を設けています。プリセプターだけに任せるのではなく、新人の目標や成長の状況を病棟内で共有しながら、スタッフみんなで育てていく体制を整えています。
実践と研修を組み合わせて学ぶ1年間
集合研修
新人教育は、病棟での実践を中心に、集合研修やeラーニング、外部研修を組み合わせています。看護記録など、共通して身につける必要がある内容は集合研修で学びます。eラーニングは毎月受講する内容を設定し、できる限り勤務時間内に受講できるようにしています。
e-ラーニング視聴
グループ病院から臨床工学技士が月2回来院し、輸液ポンプや人工呼吸器などの医療機器に関する勉強会を実施しています。褥瘡については、評価方法などの基本的な内容を学ぶ院内研修を行っています。
さらに、千葉県看護協会が実施する新人向け研修も取り入れています。病棟での指導に加え、内容に応じた研修に参加しながら、1年目に必要な知識や技術を学んでいきます。
焦らず段階を踏んで進める夜勤研修
当院は、入職後すぐに夜勤を始めるのではなく、まずは日勤を通して病院や病棟に慣れることから始めます。患者さまのことや一日の業務の流れを理解したうえで、8月頃から夜勤の見習いを開始します。
見習いとして夜勤を経験した後は、月1回・2回と段階的に回数を増やしていきます。最初から一人で任されるのではなく、経験を重ねながら少しずつ独り立ちを目指します。次年度の新人が入職する頃までに、一通りの業務を自分で行えるようになることを目標に、約1年かけて教育を進めます。夜勤の開始を急がず、見習いから段階を踏んで経験できるため、自分の成長に合わせて夜勤業務を身につけていけます。
キャリアアップできる教育システム
戸田中央メディカルケアグループには、着実にキャリアップできる教育制度があります。看護に核になる実践能力を4つに分け、目標を明確にして段階的にキャリアアップが目指せます。あなたの目指す看護を実現できるようサポートしていきますので、輝く未来に向けて一緒にに成長していきましょう!
TMGキャリアラダー
実践力を育てる教育
患者さまの意向を多面的に捉え、個別性に配慮した看護を実践する力。多職種とコミュニケーションを図り、チーム医療を実践する力。さまざまな力を身に付け中心的役割を担える、実践力のある人材を育成していきます。
TMG看護局交流研修
戸田中央メディカルケアグループでは、グループ内の施設でスキルアップができます。「もっと専門分野を学びたい」「ほかの施設で看護を体験してみたい」といったスキルアップの要望に応える交流研修。急性期医療から在宅介護まで、さまざまな領域をカバーするグループのスケールメリットを活かし、戸田中央メディカルケアグループ内で専門知識や技術の習得が可能です。研修期間は3ヶ月、6ヶ月、1年の3コースから選択できます。