当院は外来・6つの病棟・デイケアで構成されています
1-2病棟 認知症対応病棟
認知症対応病棟は「1日1日を大切に！明るい笑顔で過ごせる病棟」をモットーに、患者さまの生活を尊重し、きめ細やかな観察を行うことを重視しています。48床の男女混合閉鎖病棟で、認知症患者さまの治療・ケアを中心に行っています。患者さまには必ず受持ち看護師が付きます。また、西東京市高齢者緊急ショートステイの受け入れも行っています。
1-3病棟 社会復帰病棟
社会復帰病棟は、患者さまの社会参加を支援しながら、安心して入院生活を送れるように努めています。看護師19名と看護補助者2名が勤務し、退院支援に力を入れています。急性期を過ぎた患者さまが多く入院しており、「グリーンハート」プログラムなどを通じて多職種で支援を行っています。精神科治療病棟で、慢性の患者さまや救急病棟からの長期治療が必要な患者さまが入院しています。退院に向けて作業療法や心理教育、服薬自己管理を積極的に行い、患者さまと共に参加型看護計画を立案し、チームとして統一した看護ケアを提供しています。
2-1病棟 慢性期男性病棟
慢性期男性病棟は、男性の慢性期患者さまを対象に、安心と信頼のケアを提供しています。病床数は67床で、四季折々のレクリエーション活動を通じて患者さまの個性を尊重した看護を行っています。心理教育グループや服薬自己管理を導入し、多職種で退院支援に取り組んでいます。高齢化と身体的症状のケアが求められている現状に対応し、入浴介助、ベッド周囲の整理整頓、口腔ケアなどを行いながら、信頼される看護を提供しています。作業療法や心理教育グループの運営も多職種と連携して実施しています。
2-2病棟 慢性期女性病棟
慢性期女性病棟は、女性の慢性期患者さまを対象に、安心できる療養環境を提供しています。病床数は67床で、保護室が5室あります。入院患者さまの平均年齢は56歳で、約7割が統合失調症、約1割が双極性感情障害などの気分障害です。心理教育、作業療法、レクリエーションを通じて、患者さまとの会話や関係性を大切にし、辛さや不安を受け止めながら回復を支援しています。
3-2病棟 精神科救急病棟
精神科救急病棟は、早期退院・早期社会復帰を目指して積極的に関わっています。精神科救急医療体制を整え、多職種による各種プログラムを準備し、信頼・安心して治療ができる環境を提供しています。病床数は47床（うち保護室12床）で、患者さまの平均在院日数は約50日です。措置入院・二次救急に24時間対応し、スタッフは20代～30代が中心の明るく元気な病棟です。入退院が多く、展開が速いのが特徴で、家族に対しても心理教育を実施しています。
3-3病棟 ストレスケア病棟
ストレスケア病棟は、患者さまの意思を尊重し、安心と信頼のケアを提供しています。全室個室で、心と身体の回復を支援するために各種心理教育プログラム、手工芸、リフレッシュ体操などを行っています。病床数は45床で、うつ病などのストレス関連疾患の患者さまが入院し、治療を受けながら通勤することも可能です。専門職の医療チームが療養環境の調整や日常生活援助を行い、患者さま本位の看護を目指して治療過程を確認しながら支援しています。
