小張総合病院 (看護部) の先輩にインタビュー（新卒採用）

看護師	413人
病床数	350床
看護体制	一般病棟：10対1

小張総合病院の先輩インタビュー

看護師のM.Sさん

手術室

当院の奨学金制度を利用した理由・きっかけは？

小張総合病院には月10万円の奨学金制度があります。県外での就職を考えていたため、奨学金制度のある病院を探していた所、自分が思い描いていた看護師の理想と、小張総合病院の基本理念である「心の医療の実践」という考え方が近かったため、この病院で奨学金制度を利用しようと決めました。また、規定年数を勤務することで返済が免除になるので、就職後の負担が少ないと思ったことも決めた理由のひとつです。続きをみる

奨学金制度のメリット・デメリットを教えてください

メリットは、奨学金制度を利用することにより就職活動で困らない事です。さらに、1ヶ月の貸与金額が高いこともメリットだと思います。
デメリットは、規定年数を病院で勤務しないといけないため、自分のやりたいことや目標とすることを見つけたときに、すぐに他の病院へ移れないということです。また、返済履行期間中に退職となると、借りていた金額を一括で返済しなければならない所もデメリットだと思います。続きをみる

現在の職場について教えてください

手術室で勤務して2年目になります。就職時、配属された部署が手術室だったため、はじめは実習でも経験が少ないことや、学校でも習うことのない専門的な器械や言葉が多く、覚えることが大変でしたが、先輩方が丁寧にひとつひとつ指導してくださいました。何回聞いても何回でも指導していただけるため、学びがとても多いです。さらに、知識・技術の成長のために、根拠をもとに指導していただいているので、やりがいや自信につながっています。覚えることが多く大変ですが、その分学びも多い部署です。また、疑問や不安など相談しやすい環境を整えてくれています。続きをみる

仕事で心がけていることはありますか？

手術室看護師は、病棟看護師よりも患者さまに関わる機会が少ないです。患者さまにとって、手術室という場所、手術を受けるという行為は恐怖や不安、緊張など様々な感情が出現します。そのため、手術前から患者さまと顔を合わせてコミュニケーションを図り、声かけやタッチングを行い、少しでも恐怖心や不安が軽減するよう努めています。続きをみる

将来の看護師像を教えてください

チーム内で声かけを行い、スムーズに業務が行えるような配慮や気配りができ、視野を広く持てる看護師になりたいと思っています。また、誰に対しても感謝の気持ちを忘れず、助け合いの心を大切にしたいと思っています。

学生へメッセージ

今が一番辛い時期であり、辞めたくなることや逃げ出したくなることもあると思います。実際に私もそういう時期がありました。勉強や試験が多く、大変だと思います。また、その順位などにより、他者から評価を受けることはとても辛いと思いますが、実際に看護を行う場面で勉強した知識や技術が患者さまの療養生活上で役に立った時、勉強しておいてと良かったと思え、やりがいに繋がります。働きはじめると、学生の時のように患者さまひとりひとりに関わる時間がとれなくなることが多くなりますが、患者さま・ご家族のことを考えた看護の実践や、チームの一員として働いていることを忘れないでください。
また、先輩看護師からのアドバイスや指導を受け入れる姿勢も大切です。自分の目指す看護師になれるよう、頑張ってください。続きをみる