千葉県循環器病センターの新人教育

千葉県循環器病センターでは、循環器看護教育とキャリア開発を連動させた教育を特徴にしています。新人教育では、各部署の特徴となる看護を重点に置き、実践能力を段階的に身に付けられるようにプログラムしています。経験豊富な看護師や医師などから、急性期の対応や循環器疾患の看護技術・知識を学び、プリセプターからサポートを受けながら現場の中で成長していきます。

●チューター・実施指導者制
チューターは主に新人看護師のリアリティショックを緩和し、精神的支援を行っています。実施指導者は基本的看護技術、知識、態度について指導を行っています。

●循環器基礎コース
クリニカルラダーレベルⅠ～レベルⅡまでの看護師を対象に、病態生理と急性期から回復期の看護の基礎を学びます。毎月1回開催しています。

●その他
院外・海外研修派遣と国内・国外の学会発表などにも参加しています。

専門分野において高い知識・技術をもち、県立病院の看護の質の向上に貢献できる専門看護師、認定看護師の育成に力を入れています。認定研修は出張扱いとなり給与・交通費が支給され、専門看護師は自己啓発休業制度や部分休業制度を利用するなど、個々のキャリア形成を支援しています。