看護学生向けに、看護師国家試験の問題集や参考書が
様々な出版社から数多く出版されています。
「どのように選べばいいのかわからない」「たくさんあって迷ってしまう」
という方のために、失敗しない参考書の選び方と、人気の本をご紹介します。
ぜひ参考書選びに役立ててください!
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イラストや写真で図説されていて直感的に理解できる
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正答のほか一問ずつ解説がついていて根本から理解できる
これは時期によって違います。勉強を始めたばかりの初期は「過去問題」中心の問題集を選び、本番が近づいてきたら「予想問題」中心の問題集を選んで解くようにすると良いでしょう。
看護師国家試験には必修問題と一般・状況設定問題があります。問題集/解説は、すべての試験範囲がカバーできるように購入しましょう。すべての範囲の要点が一冊にまとまっているレビューブックも持っておくと調べ学習に便利です。
問題の種類別で参考書を購入する場合、自分が使いやすいと感じたシリーズで統一すると一通りが揃うためおすすめです。シリーズで連動しており一緒に使うことを前提として作られている場合もあります。
以下の3冊は参考書同士が連動している人気シリーズです。
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クエスチョン・バンク
著者 医療情報科学研究所
Select必修 2025
出版 メディックメディア
B5伴 636頁
定価(本体2,900円+税) -
クエスチョン・バンク
著者 医療情報科学研究所
看護師国家試験問題解説 2025
出版 メディックメディア
B5伴 1,550頁
定価(本体5,900円+税) -
看護師・看護学生のためのレビューブック 2025
著者 医療情報科学研究所
出版 メディックメディア
A5変型伴 1,408頁
定価(本体6,300円+税)
更に理解を深めるにはメディックメディア社のレビューブックと連動している『なぜ?どうして?』シリーズがおすすめです。詳しく具体的に書かれているため、レビューブックだけでは理解が不安な方に、おすすめのシリーズです。
上記で紹介した「クエスチョン・バンク」シリーズは、すべての科目がまとまっているため、2冊揃えば試験範囲はカバーでき、非常に重宝します。ただ、その分一冊の厚みがあるため、分厚く重い本を持ち運びたくない方は、さわ研究所の『これで完璧!看護国試過去問完全攻略集』などの科目ごとに分かれているタイプの問題集が使いやすくて便利です。
永岡書店より出版されている『解剖生理学 超速!ゴロ勉(著者:ゴロー 監修:大和田 潔)』やメディックメディア社の『看護師国家試験のためのゴロあわせ集 かんごろ(著者:医療情報科学研究所)』など、語呂合わせにフォーカスを当てた参考書もあります。イラストでの図説もされていて、活字が苦手な人でも楽しく勉強できます。
手ごろな価格帯のものもありますが、医学専門書は基本的に値段が高いため、「失敗して買いなおし」なんてことは避けたいですよね。
人気の参考書を紹介しましたが、一番大切なのは、自分が使いやすいかどうか。
ネット通販のレビューだけで判断せずに、購入前に一度書店などに出向き、自分の目で中身を確認すると失敗は少ないです。自分のレベルに対して簡単すぎないか、読めば内容が理解できるか、文字の大きさやイラストの分かりやすさ、書き込みがしやすい紙質かどうかもチェックすることをおすすめします。