脳神経外科中心「圏央の医療」
圏央所沢病院では、脳卒中の専門知識を持つ医師・看護師・リハビリスタッフなどの多職種が連携し、発症早期から24時間体制で対応しています。埼玉県急性期脳卒中治療ネットワークの基幹病院として、SCU12床を有し、救急搬送患者を迅速に受け入れています。
24時間365日の高度専門・救急体制
所沢市とその周辺地域の患者さまに対し、24時間365日救急受け入れ体制を整えています。埼玉県急性期脳卒中治療ネットワークの基幹病院として、常時緊急手術・治療が可能です。年間救急受け入れ患者数は2,200人超、年間手術数は300件超の実績をもとに、地域医療に貢献しています。
1秒でも早い治療のために
救急隊と連携し、搬送から治療開始までの時間短縮を図るための取り組みを行っています。埼玉西部消防局の救急隊の方と意見交換会や勉強会を定期的に実施し、フローチャートを作成・運用しています。その他、院内では「シミュレーション→デブリーフィング(振り返り)→SSN対策会議」を2~3ヶ月に1回繰り返し実施しています。
最適な治療を選択
手術の具体的な方法や起こり得る危険性、治療後の経過などについて丁寧に説明します。その上で、私たちが考える治療の優先順位を伝え、患者さまやご家族で十分に話し合い、納得して治療を選択できることが重要であると考えています。
血管内治療専門医による”頭を切らない”治療
当院には脳血管内治療専門医が3名在籍し、高度な専門治療を提供しています。閉塞した血管を再開通させる血栓溶解療法や血栓回収療法、閉塞や狭窄を防ぐ頚動脈ステント留置術、破裂を予防する脳動脈瘤コイル塞栓術などを実施し、年間100例以上の豊富な実績があります。
脳卒中と心臓病
脳卒中の患者さまは狭心症や心筋梗塞などの心疾患を合併することが多く、いずれも動脈硬化による血管障害が原因です。当院では、脳神経外科医(ブレイン)と循環器内科チーム(ハート)が連携し、脳卒中と心疾患の両面から適切で迅速な治療を行う体制を整えています。
超急性期からのリハビリ
超急性期から早期リハビリテーションを積極的に実施し、発症48時間以内に理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が介入します。365日体制でリハビリテーションを提供し、廃用性症候群の予防と機能回復を促進しています。
各部署をご紹介します♪
急性期病棟
脳外科と総合的な疾患を中心とした急性期病棟と整形外科主体の急性期病棟の2病棟があり、いずれも高度な看護が求められます。特に整形外科では週3日の手術により入退院が多く、術後ケアが重要です。看護部では、患者さま一人ひとりの痛みをアセスメントし、適切な疼痛コントロールを行いながら質の高いケアを提供しています。
回復期リハビリテーション病棟
当院の急性期からの受け入れや他院からの受け入れを中心に、発症早期から本格的なリハビリを開始できる体制を整えています。多職種によるカンファレンスを通じて情報共有を行い、患者さま一人ひとりに合わせた個別性のある看護を実践しています。集団体操やレクリエーションも積極的に取り入れ、離床時間の延長や気分転換を支援しています。ADLの向上と笑顔での退院を目指し、やりがいのあるケアを提供しています。
手術室
手術室では、脳神経外科や整形外科、消化器外科などさまざまな診療科にわたり年間約1,000件の手術を行っています。SCUと同じ階に配置されており、迅速な患者移動と緊急手術への対応が可能です。新人看護師に対しては、指導者を2人配置するエルダー制度を実施しています。
外来
外来では、脳外科・内科・整形外科を中心に、さまざまな疾患に対する診療を行っています。開院当初より、日曜日の通常診療を行っており、曜日を問わず地域の方が安心して受診できる体制を整え、地域医療に貢献しています。多職種との距離が近く、放射線技師や検査技師などのコメディカルや医師との勉強会も実施しています。
SCU
脳卒中の急性期で病状が不安定な患者さまに対して、高度な集中治療を行う病棟です。脳卒中の予後を改善することを目的に、医師・看護師をはじめ、さまざまな職種が連携した専門チームで治療やケアにあたります。SCUでは緑を基調とした壁紙や木目を取り入れ、スタッフが少しでもリラックスできるような休憩室も整備し、緊張を和らげられるよう環境を整えています。
透析センター
当院の透析センターは、112床を有する大規模な透析施設です。大きな特徴は、透析が必要となる前の「保存期」から、透析を開始する「導入期」、その後の「維持期」まで、一貫して患者さまを支援している点にあります。急性期病棟も併設されているため、外来で透析を受けている患者さまが体調を崩した場合でも、入院しながら透析治療を継続することが可能です。クリスマス会やハロウィンパーティーなど、1年を通して患者さまが楽しめるイベントも開催しています。