一人ひとりの成長を支える新人教育プログラム
看護師として働き始めるとき、多くの学生が「技術についていけるだろうか」「患者さんに適切な対応ができるだろうか」と不安を感じます。阪南中央病院では、新人看護師が安心して現場に踏み出せるよう、基礎から実践までを段階的に学べる教育プログラムを整えています。さらに、患者さんを深く理解し、その人らしさを大切にする看護を学ぶ「KOMIケア理論」も教育の柱の一つです。
看護師としての第一歩を支える入職時研修
入職後は、病院理念や看護部方針をはじめ、医療安全、感染対策、接遇、メンタルヘルスなど、看護師として働くうえで欠かせない知識を学びます。病棟配属前に基礎をしっかり身につけることで、新しい環境でも安心してスタートすることができます。
講義と演習で看護技術を着実に習得
新人研修では、採血や点滴管理、静脈注射、血糖測定、酸素療法、気道吸引などの基本的な看護技術を学びます。また、感染予防技術や看護記録、患者移送・移乗介助など、日々の看護に必要なスキルも実践を交えながら習得していきます。知識だけでなく、「実際にできる」を大切にした教育が行われています。
シミュレーション研修で実践力を高める
患者観察や転倒事故発生時の対応、複数患者の受け持ちなどをテーマにしたシミュレーション研修も実施されています。現場に近い環境で学ぶことで、看護技術だけでなく、状況を判断する力や優先順位を考える力を養うことができます。
KOMIケア理論で「その人を看る力」を育む
教育プログラムの中に<KOMIケア理論>を取り入れています。KOMIケア理論では、病気や症状だけではなく、患者さんの思いや生活背景、価値観に目を向け、一人ひとりを理解することを大切にしています。基礎コースから実践コースまで段階的に学びながら、患者さんに寄り添う看護の考え方を深めていきます。
専門知識も幅広く学べる教育環境
研修では、糖尿病看護や認知症ケア、褥瘡ケア、栄養管理、終末期看護、退院調整など、多様な分野について学ぶ機会が設けられています。また、夜勤前研修も実施されており、複数患者の受け持ちや夜勤時の心構えを学んでから夜勤業務へ進むことができます。
患者さんに寄り添える看護師を目指して
新人教育は、看護技術の習得だけでなく、患者さんを理解し、チームの一員として成長することを大切にしています。基礎技術の習得から実践的なシミュレーション、そしてKOMIケア理論を通じた看護観の育成まで、一人ひとりの成長を支える環境が整っています。看護師としての第一歩を安心して踏み出したい学生にとって、学び続けられる魅力的な教育体制といえるでしょう。
教育プログラム
各分野で力量を発揮できる看護師の育成
◆確かな看護技術の獲得に向けた訓練を行う
◆計画的な院外研修への参加と、知識・技術の拡大への支援を行う
看護実践能力を向上
◆看護の視点で病気をみる訓練を行う
『病気を見つめた生活の整え方』を作成し活用、評価する
◆患者の変化を見抜く観察力を養う
臨床場面が教育の場となるような環境をつくる
◆KOMIケア理論研修を実施する
新卒看護師に対する教育体制を再考
◆卒後1年目看護師教育を継続する
看護技術項目の目標達成ができるような教育体制を検討する
◆卒後2年目看護師支援体制を整える
1年目看護技術未達成項目の技術が習得できる
クリニカルラダーシステム
クリニカルラダーシステム(臨床実践能力習熟段階システム)は、新人看護師からエキスパートナースへと段階を踏んで臨床看護実践能力を育成するシステムです。
阪南中央病院では、看護実践・管理・教育・研究的側面からレベルⅠ~Ⅳに分けられ、看護職員が段階を踏んで臨床実践能力を高めていくことを目的にクリニカルラダーを用いた能力の開発に取り組み、充実した教育で質の高い看護を実践できる看護師になるための支援・育成をしています。
資格取得をサポート
各分野で持てる力を発揮できるように教育プログラムを用意し、キャリアアップを目指す看護師を支援する体制を整えています。
阪南中央病院で資格を取得した看護師がスペシャリストとして働いています!
・認定看護師
・日本糖尿病療養指導士
・消化器内視鏡技師
・栄養サポートチーム専門療法士
・ACLSインストラクター
・NCPRインストラクター
当院で活躍する専門看護師・認定看護師
母性看護専門看護師
感染症看護専門看護師
皮膚・排泄ケア認定看護師