正確な看護技術が身につく新人教育
看護到達度評価表を活用し、基礎看護技術を身につけることができます。集合研修や病棟全体が充実し、学べる機会が豊富です。
1年間のスケジュール
---------【4月~5月】---------
入職後、法人全体の新入職者研修があり、組織の一員として必要な知識を身につけます。また科長と面談し、年間目標を立案します。
---------【6月~7月】---------
フィジカルアセスメントを学びます。ペアナースと一緒に現場で様々なことを実践します。集合研修でフィジカルアセスメントや侵襲度の高い技術を学び、自分の課題を見つけます。
---------【8月~9月】---------
科長と中間面談で初めての評価が行われます。下期の自分の行動計画をパートナーとともに修正し、振り返りや学習をします。
--------【10月~11月】--------
フレッシュマン研修で、同期の皆と不安や悩みを共有し、自分たちの役割について再確認します。
★フレッシュマン研修は、全同期入職の看護師、医師、コメディカルが一緒になって年5回行っている合同研修です。職種の垣根を超えた仲間たちと交流したり、情報交換の場となっています。
---------【12月~1月】---------
短い期間の中で様々な実践経験を通して、科長と最終面談します。残り2ヶ月で自分の目標が到達できるように、話し合っています。
---------【2月~3月】---------
年間を通して行われたフレッシュマン研修やパートナーとの振り返りを行い、次年度の課題を考えます。
PNSを活かした人材育成
当院では、PNS(パートナーシップナーシングシステム)という新しい看護提供方式を2015年より導入しています。従来の「自己完結型」の看護から、「二人三脚型」看護へと変化しました。ペアで行動するため、ベッドサイドで技術が学べたり、いつでも相談できるペアの先輩看護師がいるため、新人看護師は安心して看護ケアの提供ができます。お互いの知識や技術を補い合い、安全・安心の看護に繋がっています。
ずっと学べる環境で、さらなる高みへ!
看護部の理念に基づき、看護師として自立し、主体性をもって行動できるよう育成しています。日本看護協会版クリニカルラダーと統合させ、キャリアラダーに基づいた教育を行っています。R1~R4まで各等級に応じた役割行動やスキルがリストアップされているため、今の自分が足りているスキル、足りていないスキルを認知しやすいです。伸ばしたいスキルや足りないスキルを考えて研修を選択することで、さらなるキャリアアップにつながります。
集合研修とOJT
【集合研修】
「自ら考えて行動できる医療人の育成」を目指した教育プログラムを計画しています。看護師として必要な知識や技術と、組織の一員として目標を持ち、それを達成するために行動できる人材育成を行っています。新人看護師には、BLS、基礎看護技術、実務型ローテーションなど、年間を通して研修を行っています。
【OJT】
課題・目標シートを活用した人材育成を行っています。1年ごとに目標を設定・評価・修正し、PDCAサイクルをしながら自己の成長を目指しています。看護師としての役割、できること、やりたいことを遂行するために、自分の長所と短所を活かした年間の目標を立案します。看護科長とパートナー、部署全体でしっかりサポートします。